2023年6月11日
分からないことが沢山ある。
分からないことを、分からないままにしておけない。
というのは嘘で、分からないままにしておくことなどどうということはない。
本当は、分からないままにしておく自分が嫌いなだけだ。
分からないままにしておくこと自体が嫌いなのではない。
自己嫌悪。
自己満足。
自己とは何か?
という問いが次に来ることを予想できた人は、どれくらいいるだろう?
少なくとも一人。
自分。
現象を記述しようとすれば、どこまでも記述することができる。
世界が終わるまで。
しかし、そういう記述に多くの人間は興味を持たない。
僕も。
誰かの人生の年表を最初から最後まで読むようなことはしない。
それは、情報ではない。
一般化できなければ情報ではない。
それではただのデータ。
しかし、情報をデータと訳すこともできれば、データを情報と訳すこともできる。
すべては前後の環境に支配されている。
そう、自分自身さえも。
僕は年表の中にいる。
自分の年表は、自分にとって大切で、読まずにはいられない。
これまでの人生と、これからの人生を、思わずにはいられない。
それが僕。
それが人間、かどうかは分からない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます