2023年6月4日

目の奥が痛い。


擦っても治らない。


治らなくても困らない。


そういう自分が一番困る。


僕の毎日は変らなくて、けれど、それは、随分と幸せなことだと思う。


このまま死ねたら良いのに、と思う。


ゴールイン。


変化は求めるものではなく、向こうからやって来るものだ、ということだろうか。


しかし、それでは、あまりにも格好良すぎる。


もう少し格好悪い方が良い。


そう、愚直に変化を求めるのでも良いはずだ。


格好悪いことを本気でやることこそ、本当に格好良いのではないか。


たとえば、そう……。


本気で愛の告白をする、とか。


昔は、そういうものが嫌いだった。


今でも、どちらかといえば、嫌いな方だ。


しかし、その良さを認識し、受け入れられるようにはなったと思う。


果たして、これは成長か?


ところで、成長の反対は何だろう?


言葉のうえでは、進化の反対は退化だが、現象としてはそうではない。


現象には進化も退化もない。


成長というのは、進化よりもプラスのイメージだから。


成長の反対も、積極的にマイナスのイメージを持つ言葉でなくてはならない。


死だろうか?


否。


死は、成長の結果だ。


人は、成長するから、死ぬのだ。

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