同棲中の悪魔と天使、スイーツ巡りの旅に出る

琥珀たん

エピローグ

ゴーン…ゴーン…ゴーン…


「悪魔が来たぞ‼︎」


「うわぁぁぁぁぁぁぁ」


「来るな、クルナァァァァァァアァァァァァァアァァァァァッァァアァ」


「あっ、あれは…天使様⁉︎」


そう、この方こそ救世主、大天使様ラストプラミレスだ。

天使様の背からはみ出る白い羽が、この夜のように暗いこの街を照らし通す。


「みなさん、お待たせしました☆ お掃除を始めます!」


大天使の号令で私たち天使が躍り出る。

悪魔が振りかざす鎌を颯爽と避けて冷淡な鉄槌を落とす大天使様。


「かっこいい…」


「見惚れてる暇なんてないわよ」


先輩の一言。その通りだ。なぜなら私たちは今、魔神戦争の最前線にいるのだら。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

同棲中の悪魔と天使、スイーツ巡りの旅に出る 琥珀たん @manzokusan

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る