44膳目:キュウリの塩糀漬けわさび風味

 塩糀しおこうじは最近は市販されていて、スーパーなどで簡単に手に入りますが、どれくらい前だろう、10年くらい前になるでしょうか、一時流行ったことがありました。


 その当時に作りはじめて切らさずに冷蔵庫に入れています。

 塩より甘味のある優しい味になりますし、肉やお魚が柔らかく仕上がるので便利です。


 今回は塩糀とチューブわさびの味付けで作ったキュウリの浅漬けです。

 材料さえあれば混ぜるだけで簡単に作れますので、気温が上がってきた今の時期にもサッパリと食べられます。


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【キュウリの塩糀漬けわさび風味】

 

 近況ノートに写真があります

https://kakuyomu.jp/users/kukiha/news/16818093076565940227


 ▼材料 2人分▼

 キュウリ 3本:斜め切り

 だし昆布 2g:細切り

 塩 ひとつまみ

 塩糀 大さじ1.5杯

 チューブわさび 小さじ1杯

 ※ポリ袋 1枚


 ▼作り方▼

 1)キュウリに塩を振り混ぜザルに入れて15~20分水分を出す

 2)ポリ袋に、水分を拭き取ったキュウリと残りの材料を入れ、軽く揉むようにして混ぜる。

 3)冷蔵庫で半日以上なじませる。


 ※わが家の塩糀は自家製で、塩分は糀の35%で作っています。

 市販の塩糀を使う場合は塩分によって量を調整してください。


 塩糀は混ぜるだけで簡単に作れますので、ストックしてあると便利です。


 参考【塩糀の作り方】


(保存瓶350~400ml 1個分)


 米糀   100g (室温)

 天然塩   35g

 水     約130~150g 糀の乾燥状態によって変わります


 ※保存瓶 1個 煮沸消毒して乾燥させる

 使用するボウルやゴムベラなども煮沸消毒、または飽和食塩水で洗う。


 1)大きめのボウルに米糀をいれて手でパラパラにほぐす。

 2)塩を入れて混ぜ、両手のひらにはさんで擦るようにして、何度も繰り返しよく混ぜる。(塩切り)

 3)水を加え、塩切りと同じようにして手でよく混ぜ、水と塩と糀をなじませる。

 4)小さめのボウルに移してラップを張り室温に一日おく。

 5)水分が無くなっていたらヒタヒタになるくらい水を足し、ゴムベラなどで、空気を入れるように全体を混ぜる。

 6)その後、一日に一回混ぜながら室温において発酵させる。


 春秋は10日前後、冬は15日前後、夏の暑い時期は涼しい場所に置いて7日くらい。

 なめてみてピリッとしなくなり、柔らかい味になったら保存瓶に移して、冷蔵庫で保存します。冷蔵保存は最長で半年くらいです。


 私はボウルで作っていますが、最初から保存瓶に入れた状態で室温に置き、一日1回、フタをあけて空気を入れてから、フタを閉めて瓶を振って混ぜる、というやりかたもあります。

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