11膳目:豆腐白玉みたらし味

私の地元では、お盆やお彼岸など先祖の供養に、お餅をつくことがあるのですが、わが家ではよく白玉団子を作ります。


こねて茹でるだけで簡単なので、思い立ってすぐ作れるのが便利です。

普通は水でこねるのですが。絹ごし豆腐を使うとより滑らかで、やわらかい食感に仕上がります。


白玉粉は餅米を水と一緒に石臼でひいて、沈殿したものを乾燥させた粉です。サラサラの粉ではなくてかたまったような状態ですが、水で捏ねるとなめらかな生地になります。


同じく餅米を使った粉に、「もち粉」があります。これは餅米を水洗いして粉にしてから乾燥させたもの。和菓子の求肥ぎゅうひなどに使われます。


一方、うるち米を精米して水洗いし、乾燥させてから粉にしたものが「上新粉」です。お団子や、草餅などに使われます。


最近一般でも使われるようになった「米粉」ですが、これも上新粉の一種です。ただ、製菓用に上新粉よりさらに細かい粉にしてあるものを言います。


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豆腐白玉みたらし味のレシピ


近況ノートに写真があります。

https://kakuyomu.jp/users/kukiha/news/16817330661735419548


▼材 料  2人分▼

白玉粉 100g

絹ごし豆腐 約1/2丁 (生地の固さによって増減します)


●みたらし餡

濃口醤油 大さじ2杯

砂糖  大さじ2杯

酒 大さじ2杯 (味醂でも可)

片栗粉 小さじ2杯

水  小さじ6杯


1)白玉粉をボウル入れ、豆腐の水を切って、まずは分量の半分くらい、くずしながら加える。

2)指先で白玉粉のかたまりをつぶすようにして豆腐の水分となじませる。

3)ようすを見ながら少しずつ豆腐を足し、手で丸められる固さに調整する。

4)生地をお好みの大きさ、形に丸める。

5)団子を沸騰したお湯にいれて、浮き上がってきたら茹であがり。

6)水を張ったボウル入れて冷ます。


●みたらし餡

1)小さめの鍋に、醤油、砂糖、酒を入れて沸騰させる。

2)一度火を止めて、水溶き片栗粉を加えてよく混ぜる。

3)再び火を付けて、軽く混ぜながら透明感が出るまで煮る。

4)水を切った白玉団子を器に盛り、みたらし餡をかけていただきます。

※みたらし餡が残ったら、卵焼きにかけたり、冷ややっこにかけたりしても、美味しく食べられます。


 ※団子の形は、我が家では、親指の先くらいの大きさの丸にしてから平らにつぶし、真ん中に指でくぼみをつけています。


※すぐ食べない時は水に入れたままで、食べる直前に器に盛りつけます。水でこねた場合、冷蔵庫に入れると固くなりますが、豆腐でこねたものは固くなりません。


※砂糖シロップをかけただけでも美味しいですよ。

砂糖 大さじ3 水大さじ9を鍋に入れて一度沸騰させて冷ます。

冷たく冷やして、白玉団子にかける

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