そのままのお前で良いよ。それで悩むなら俺がお前を雇ってやる

bbキャンセル君

第1話

「この職業に進む人はできて当たり前の領域ですので皆さん覚えましょう」

これに対して皆にはどう捉えているのかは分からないが、隣の親友はわなわなと震えている。

親友は、異議申し立てる為に手をあげる。

先生が指名する前に、彼の手をおろさせる。

「なにするんだよ」

「聞き逃せよ、あれは挑発だ。お前は、まるわかりの挑発に乗る様な男なのか?だとしたら馬鹿だぜ?」

「・・・・」

もう一度挙手しようとするのを咄嗟に止める。

「まてまて」

「なんだよ」

「お前の頑張りを俺はしってる。ここで暴れないお前だとも知ってる」

「・・・・・・」

「落ち着けよ、お前が生きていけるステージを俺が用意してやるから」

そう言うと彼はひとまず落ち着いたのか、黙って机にうつ伏せになった。




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