六章 希望を捨てずに

閑話 五章までのサイキック・オブ・ザ・デッドは……

■一章では

突如世界中で発生したゾンビパンデミック。

主人公である荒井冴賢は登校していた高校に数日間立て籠もるが、物資調達の失敗から避難所が崩壊してしまう。

その際、幼馴染の武田真理と親友の東堂達也から見捨てられてしまったが、死の間際に神の化身であった白蛇と出会って力を授けられる。

その後、途中に再会した同クラスの桑田明日奈と、その親友である佐々岡莉子を助けながら自宅へと戻るが、既に遅く家族の行方は知れなくなっていた。


■二章では

超能力をある程度使いこなせる様になっていた冴賢は、ゾンビに襲われていた大谷光司と美久の兄妹を助ける。

二人の入れる避難所を探している最中、裏切った幼馴染の武田真理、親友の東堂達也に再会し、物資調達中に敵対して殺そうとしてきた達也の首を刎ねて倒す。

その後、再度合流した明日奈に能力をカミングアウトし、キャンピングカーで子供達を助けながら家族の元を目指し、窮地にあった家族を間一髪で救った。


■三章では

家族がいる集落での生活が始まり、養鶏をしたり学校を作ったりして生活を充実させてゆく。

神である白蛇に夢の世界で邂逅して変異体の存在を告げられるが、生活や守りに必要な他の能力も授けてもらい、各家庭の電気や水道が使えるようになる

その後、幼馴染の真理、佐々岡莉子の窮地をそれぞれ救い、武装グループの拠点を殲滅して莉子の両親達の仇を討った。


■四章では

救った人達と共に理想の集落を築いてゆき、沢田虎太郎、細井悠里、平坂姉妹とサイコ武器を使った救助隊を結成、集落の名をホワイトフォートと名付ける。

冬の訪れの為に人道的に一時受け入れをした避難民グループ、自衛隊と共に訪れた日本政府関係者とトラブルになり、両者が結託して代表選挙を行う事になった。

ホワイトフォート改め坂部市の実権を選挙で奪った坂部正蔵に、荒井家は追放されて一部の者達を連れて北に旅立つ。

裏では、死んだはずの達也が邪神に魂を売り渡し、強い力を持って復活していた。


■五章では

立ち寄った街で孤立していた小学校グループの子供達を発見し、モールグループに囚われていた高校生達を救い出して全員を仲間にする。

温泉やベッドなど生活環境を整えて暮しやすくしながら、守備隊をメインとした戦闘訓練を実施する。

だが坂部市は力を手に入れた達也によって滅ぼされ、その勢いで小学校にも襲撃を掛けて来る。

冴賢達サイコ部隊は応戦するが劣勢に追い込まれ、リーダーである荒井雅則、守備隊が命を捨てて奮戦する事によりホワイトフォート勢の脱出を成功させた。

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