☆異世界でもお金は、素晴らしい☆

第3話 最初の借り

【ヨシアキ】「よし、やっと出れたー、お前のせいだぞデラ」

【デラ】「近くにいたお前が悪い！！」

【ヨシアキ】「開き直りやがったな、このゲス野郎！」

【デラ】「はぁー！？ゲスはお前だろ！」

【ヨシアキ】「何言ってんだ、お前」

1分後

【ヨシアキ】「まぁ、とりあえず警官に閉じ込められる悪夢は終わったな」

【デラ】「まだ、終わりじゃないでww」

【ヨシアキ】「はい？」

【デラ】「だーかーら、町破壊して反省して終わりか？www」

【ヨシアキ】「まさか……」

【警察官】「町、復旧費500万ね」

【デラ】「警官さん、こいつ金無いから借金やで！」

【警察官】「そうか、じゃあ借金で」

【デラ】「ざまぁww」

【警察官】「お前も共犯だから、二人とも250万だぞ」

【デラ】「えっ………あ、はい」

【ヨシアキ】「ざまぁーww」

【デラ】「お、お前もなんだからな！」

【ヨシアキ】「ていうか、お前金あんの？」

【デラ】「そのくらい、用意……してない」

【警察官】「二人共、250万借金ね」

【ヨシアキ&デラ】「オワッター」

【ヨシアキ】「でも、どうする？お金なんて無いし」

【デラ】「やっぱ、チーム組んだからモンスター討伐するしかないかー」

【ヨシアキ】「モンスター討伐？」

【デラ】「お前、知らんの？」

【ヨシアキ】「いいかデラ、俺はお前とは違う世界から来たんだだから何もわからん」

【デラ】「だから、ここの町の名前も知らんかったのかぁ……だとしても」

【ヨシアキ】「だとしても？」

【デラ】「…中二病だね☆」

【ヨシアキ】「おい、本当だぞ」

【デラ】「なわけないやんwww」