第10話 モンスターハウス
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レベル 9(UP↑)
種 族 『人間種』
職 業 『覇王Lv.1』
副 業 『ダンジョンシーカーLv.2』
称 号 『(初)ダンジョンに挑戦せし者』『(初)魔物を討伐せし者』『(初)レベルアップを獲得せし者』『覇王』『探索者』
体 力 1500➡️ 1700/1700(UP↑)
魔 力 1200➡️ 1400/1400(UP↑)
攻撃力 『E』
耐 久 『D』
俊 敏 『E』
器 用 『E』
知 力 『E』
運 『S』
ユニークスキル
『
『
エクストラスキル
『覇王の導』[覇気] [覇魔]
『封影の鎖』[魔封の鎖]
スキル
『鑑定Lv.3』『マップLv.3』『アイテムボックスLv.3』『探知Lv.3』(UP↑)『思考加速Lv.3』(UP↑)『体術Lv.4』『気配察知Lv.2』(UP↑)『柔軟Lv.1』『従者契約Lv.1』『剣術Lv.1』(NEW)『短剣術Lv.1』(NEW)
戦技
【体技】[硬拳 《4》](UP↑) [硬脚 《3》](2UP↑) [丹田 《3》](UP↑) [気功法 《1》]
【剣技】[スラッシュ 《1》](NEW)
【短剣技】[クイック 《1》](NEW)
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スキル『探知』のレベルが3へ上がった。探知範囲が広がり探索の効率が上がった。その他にも一度戦った魔物なら探知でわかるようになった。
スキル『思考加速』もレベルが上がった事で戦闘中に考えられる事が増えた。そのお陰で戦闘に余裕が出来た感じがする。
スキル『気配察知』も上がったな。探知ほど範囲は広く無いが、近くに何かが居れば察知が出来る。これは探知とは違い常時発動しているので探知と併用する事で安全性を高められる。
そして、新しいスキル。
◆スキル『剣術』 ランクF
・剣の扱いが上手くなる。技量に応じて剣技を習得する。
◇剣でゴブリンを倒していたら習得したスキルだな。習得した瞬間に剣を振った俺が驚いたくらいに上手くなった。本当に不思議だ。
◆スキル『短剣術』 ランクF
・短剣の扱いが上手くなる。技量に応じて短剣技を習得する。
◇このスキルも剣術同様にスキル習得後に急激に扱いが上手くなった。
◆剣技[スラッシュ] ランクF
・スラッシュを発動する。使用の際にスタミナを消費し、クールタイム10sを要する。
※スラッシュとは、剣を装備時に一時的に斬撃強化された剣を振るう技。
◆短剣技[クイック] ランクF
・クイックを発動する。使用の際にスタミナを消費し、クールタイム10sを要する。
※クイックとは、短剣装備時に一時的に行動速度を速める技。
ゴブリン相手にスキルと戦技を試しながら順調にダンジョンを進んでいると、目の前の広場に金色に輝く宝物を2個も発見した。
めっちゃ怪しいけど金色の宝箱・・・罠かも知れないけど、ここは慎重に広場に足を踏み入れる。危険かも知れないけど、宝箱の誘惑には抗えなかった。何でかって、それは目の前の宝箱が金の宝箱だからだ。
ガラガラガラガラ ガタン!!
うっ! 予想通りだったけど、やっぱり罠だったか!
俺が金色の宝箱の部屋に足を踏み入れた瞬間に天井から壁が降り閉じ込められてしまった。言い訳はしない。そう!宝箱が悪いんだ!!
そう言い訳を自身にしている間に、魔物が湧き出て来る。その数はざっと数百を超える。ゲームであったな、こんな罠? 確かモンスターハウスだっけ?
やってしまったものはしょうがない。集中しよう!
こんな時に殲滅魔法とか覚えていたら楽だったのかな? まぁ、無いものねだりは良くないな…
ー-モンスターハウスの罠が発動して数時間が経過した。
今まで安全第一で戦っていたけど、今はそんな事は言っていられない。『鑑定』を使いまくり、常に相手のレベルを確認して最低限の力で倒す。自身の体力、魔力を常に確認しながらスキルと戦技を使っていく。[自動超回復]の効果を把握して終わらないトラップに対処し続ける。
屠っても屠っても魔物の数が減った気がしない。どうやら屠った先から魔物が湧き出てきているようだ。
ー-モンスターハウスが発動して1日が経過した。
未だに魔物が減った気がしない。体験しているから分かるけど、力があっても数に押されればやられる可能性は多いにある。少しの油断が命取りに繋がる。
しかし、悪いことだけでは無い。俺のレベルも13へと上がっていた。
それに極限状態で戦い続けることで、スキルのレベル、戦技の熟練度まで上がっていた。
ー-モンスターハウスが発動して2日が過ぎた頃、とうとう魔物が発生しなくなった。
『ギャ!』
ドン!
ゴブリンの足に絡まる鎖がゴブリンを持ち上げ壁に吹き飛ばす。
魔力の消耗を抑える為に色々と試したのが良かったのだろう。魔力操作と魔力制御が上達していた。[封魔の鎖]がある程度操作出来るようになっていた。
[短剣技-クイック]
魔物の間を駆け抜け、短剣で首を落としていく。既にゴブリンは俺の動きについて来れて居ない。何せ大量の魔物を倒して来た俺のレベル15へと上がっている。
大量に転がっているドロップ品と魔石を回収して、今も光輝く金の宝箱を開ける。罠がかかっているかもと、離れた所から[封魔の鎖]を使って開けたのは言うまでも無いだろう。
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鑑定結果 『暗殺者の短剣』
ランク 『国宝級』
特殊効果 『アサシンスクライド』
※闇属性の魔力が込められた短剣。
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おお! 国宝級の武器が出たよ。これはアイリス一択だな。
更には
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鑑定結果 『高速演算-スキルスクロール』
ランク 『国宝級』
・スキル『高速演算』を習得できる。
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これはアイリスが習得していたスキルだな。頭の回転が早くなるとか。習得しておこう。
【ーースキル『高速演算』を習得しました。】
モンスターハウスから出てからゲートでエンダールへと帰還した。10日で帰ると言ったけど、実際にはエンダールで1ヶ月が経過している。心配してるよな。
「キョウスケ様! 予定より遅れていましたので心配しておりました! 何処か御怪我はありませんか!?」
予想通り凄く心配していた。本当に申訳け無く思う。
「ごめん。アイリス。遅くなった。」
「問題無いようでしたら良かったです。それとキョウスケ様。次回からは私もご一緒致しますね。」
「えっ!? それじゃ、スキルと魔法は問題無いんだね?」
「はい。問題無く使えるようになりました。これで一緒にダンジョンに行けます!」
「それなら頑張ったアイリスにプレゼントがあるんだ。」
俺はアイテムボックスから、さっき手に入れたばかりの〈暗殺者の短剣〉をアイリスに渡した。
「これは凄い短剣ですね…これはキョウスケ様がお使いになられた方が…」
「俺はまだゴブリンの短剣で問題無いからアイリスが使ってくれ。この短剣はアイリスの方が上手く使えると思うから受け取って欲しい。」
闇属性に適正が高いアイリスが使った方が絶対に良いはず。
「ーーありがとうございます。大事に使わせて頂きますね。」
アイリスの笑顔にみとれてしまったが、気付かれ無いように誤魔化してアイリスに大量の魔石を渡して部屋へと逃げた。
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