第24話 日向友達に相談する

喧嘩後部屋に入った日向は後悔していた。

もちろん悪いのは姉さんだ、だけど僕も言い過ぎた もう少し優しい言い方はできなかったのかと イラッとしてしまい言ってしまった 謝りたいのにどうしたら謝れるのかと考えていた そして僕は友達に相談することにした


日向  「ねぇみんな少し相談に乗ってほしいんだけどいい?」

凛   「私でよければ」

奈那美 「なに日向くん?」

陸也  「どうした何かあったのか?」

彗月  「日向ちゃんどうしたの?」

日向  「その姉さんと喧嘩しちゃって言い過ぎちゃったからどうしたら良いのかと」

凛   「あら〜 喧嘩なんてしなさそうな二人なのに」

奈那美 「そうね 凛ちゃんも言ってる通り何があったのよ」

陸也  「あのお姉さんと喧嘩なさそうに思えるのに」

彗月  「そうね 私はよく弟と言い合いするけど日向ちゃんたちはしなさそうなのに」

日向  「それは姉さんが悪いの 僕が嫌なことしてきたから前にもうしないって言ってたのにまたやったからイラッときて言い過ぎちゃって」

凛   「なるほどね それは莉菜さんが悪いね 日向くんがキレるところ見たことないからなんかこう言う相談が来るの新鮮だな」

奈那美 「そうだね 日向くん喧嘩と言うより言い合いすらしなさそうだもんね」

陸也  「俺と大違いだな うちなんて姉貴とよく喧嘩しとるよ」

彗月  「陸也が大抵悪いでしょ まぁ私も弟に怒られるけど」

日向  「陸也くんと彗月さんは喧嘩した後どうやって仲良くなるの?」

陸也  「俺は時間だな なんか次の日になっていれば自然といつも通りになってる もちろん謝るとかもあるけど些細な奴はなんか謝ったら負けみたいで謝れなくて」

彗月  「陸也と似てるけどうちはその日のうちに謝る 変に次の日に持ち越さないのが一番よね」

日向  「なるほど 姉さんには謝られたけどその時は許せなくてでも今は許しても良いかなって思ってるけど言いすぎたから悩んじゃって」

凛   「まぁそうよね でも莉菜さんが謝ってくれたんだったら日向くんも謝ってみたら自分から言い過ぎちゃってごめんねって」

奈那美 「そうだね凛ちゃんの言う通り 莉菜お姉さんが悪いとは思うけど日向くんも言い過ぎちゃってるからね」

陸也  「そうだな まぁ俺は見本にはならないしやらないから人のこと言えた立場ではないけどずーとモヤって気持ちは無くした方が良いと思うぞ」

彗月  「そうね 喧嘩すること自体は仕方ないけどモヤモヤな気持ちがあるなら正直なったほうがいいと思うよ」

日向  「みんなありがとう この後謝ってみる」

凛   「そうして」

奈那美 「でも日向くんがどんな感じで怒るのか見てみたい」

日向  「僕はキレると丁寧な言葉になるの 敬語というか ほとんどキレたことないから怖いのかはわからないけど」

凛   「それは怖いね」

奈那美 「意外と怖いタイプだった」

陸也  「正論で刺してくるタイプか」

彗月  「怒られないように気をつけないと」

日向  「僕だってキレやすいわけじゃないからね 基本は許すし仕方ないなぁーって思うけど本当に嫌なことは許せなくなるし言いすぎるところがあると思う」

凛   「まぁ今回は莉菜さんの過失だしね」

奈那美 「そう言えば何されてキレちゃったの?」

陸也  「それ気になってた」

彗月  「私も〜」

日向  「その〜 くすぐられるのが嫌で 何回も嫌だって言ったのにやめなかったかし前にも言ったはずなのにまたやってきたから」

凛   「それは莉菜さんやり過ぎたね」

奈那美 「莉菜お姉さんもそういうところあるんだね」

陸也  「莉菜さんらしさではあるな」

彗月  「結構可愛い喧嘩だったわ 本人からすると嫌でしょうけど」

日向  「僕からしたら嫌なことだもん」

凛   「まぁ私もしそうになる時あるから気をつけないと」

奈那美 「頭撫でるだけにしとこ」

陸也  「まぁ暴走を止めれるようにしないとな」

彗月  「私も気をつけよう」

日向  「相談乗ってくれてありがとう じゃまた」

みんな 「またね」


友達はやっぱり良いな〜まあまあ日向なのであった




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読んでいただきありがとうございます

今回のお話はどうでしたか? 日向も悩んでいたんですね やっぱり姉弟なんだなぁーって改めて思いましたね 次回は仲直り回です しっかり謝れるのか見守っていきましょう‼️

次回もお楽しみに             

               著者ゆうくん

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