第15話 莉菜のVtuberデビュー配信前日3 

お風呂に上がり歯などを磨きベットに向かう

今日は二人で寝ることになっている


「日向ベットでお話しよう」

「わかった すぐにいく」


そして僕は明日の準備などして姉さんの部屋に向かった


「姉さん来たよ〜」

「おぉ いらっしゃい日向さぁさぁこっちこっち」

「姉さんなんか少し汚くなってない部屋?」

「うっ 片付けがね 忙しくねなかなか」

「まぁそうだよね デビュー控えてる訳だし でも汚いのは僕が許さないから 早めにね」


と少し圧をかけて言うと姉さんはすこし顔を青くして「はい」と言った 

そして僕たちはお話をする


「デビュー配信の準備はもう大丈夫?」

「えぇ 問題はないよ と言いたいけど怖い」

「人前で話すのと変わらないもんね でも一生懸命準備したんだから大丈夫だよ 僕も見てるから」

「日向に見られてるなら失敗はできないな」

「別に失敗は誰にでもあるんだし個人情報出さなければいいんじゃない?」

「それはそうだけど」

「でしょ 僕も緊張してるし 姉さんだけじゃないんだから 姉さんの同期のみんなだって緊張で今日寝れてないと思うよ」

「そうかな? 私だけじゃないの」

「そんな訳ないじゃん みんな初めてなんでしょ もちろん経験ある人もいるかもだけどクラライブに入るってことはたくさんの人の前でやる訳だから緊張しない人なんでいないって」

「そうだね なんか弟に背中を押してもらう姉じゃあね 良くないよね よし明日は最高の配信にしてやる」

「その息だ姉さん」


姉さんのやる気を引き出せたので僕は姉さんの同期のみんなのことを聞いた


「姉さんの同期の子はどんな子なの?」

「みんな優しいよ 特にアルア・ミンクちゃんとかはなんかママみたいだった」

「アルアさんか 確か一番最初に配信するんだよね」

「そうそう 声も可愛いし凄いよ」

「そうなんだ 他の子は?」

「飛騨ゆかちゃんは一番子供っぽい感じかな?」

「子供っぽいってどんな感じなの」

「それは配信で観たら多分わかるよ」

「そっか わかった」

「あと宮田箒くんは声がイケボで性格もめっちゃいいしなんかお兄さんって感じかな?」

「マジで僕の理想系じゃん」

「日向は真逆だしね」

「む〜姉さんそれは言っちゃダメな事だよ」

「ごめんごめん」


それから猪狩真香ちゃんやアルラン・ビースンくんやリン・レルラードちゃんとこの七人がクラライブ四期生だって


みんな個性豊からしい 僕の同期もそんな感じなのかな?怖さもあるけど楽しみでもある


そして姉さんとすこし喋って今日は早めに眠った

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