第1話 高校生デビュー

私立玉ノ川(たまのかわ)高校に入学した 


そしてクラスの初めてのHRが始まる


「え〜担任の小川圭介(おがわけいすけ)と申します みなさんよろしくお願いします」


それを聞きクラスのみんなが


「「よろしくー」」


と言う


「それでは自己紹介をお願いします では相澤さんからお願いします」


そして順番に自己紹介が始まる 

先生は男女関係なしに『さん』付けしてよぶ



「では続いて楠木さん」


そして僕は自己紹介を始める


「はい・・・ えっ〜と 楠木日向・・・です よく間違えられますが・・・男です よろしく・・・お願いします」


そしてクラスのみんなが


「「え〜男の子なの」」


とまたからかわれると思ったその時一人の女子が


「めっちゃ可愛い〜 これが男とか女として可愛さが勝てないじゃん」


というとクラスのみんなが


「それな」

「仲良くしようぜ」


といろんな声が聞こえた自己紹介が続き

そして最後の渡邊さんが自己紹介終わり 


ではみんなで質問コーナーしようと言い1時間目はみんなでおしゃべりタイムだった


僕は最悪な気持ちだった

だけど


「ねぇ楠木くん その本当に男なんだよね?」


と聞かれたら


(嘘言ってどうする)


と思いながら


「はい そうです」


と答えた


「めっちゃ可愛い声も見た目も」

「それなどうしたらそんな可愛くなるんだよ」

「女の私が負けた」


といろんな声

僕の声でも嫌がられない 

そしてそれが嬉しく僕は思わず涙が流す

それに気づいた女子が


「えっ どうしたの なんかやっちゃった」

「ぐすっ この声とか認められたのが嬉しくて」


と言うとみんなは


「可愛い そんな嫌いになるわけないじゃん」

「そうだよ もしかして中学のとかとかそんなことあったのか?」


と聞かれたので僕は素直に小、中学校であったことを話す


「実は小学高学年の時にこの見た目と声のせいでいじめられてて僕を助けようとしてくれた女子が沢山いてそのいじめてきた子から女子に助けてもらう弱虫って言われてずーといじめられてて中学に上がったらそれがヒートアップして不登校になった けど高校生になってみたいと思って家族でここ(誰もいない都会)に出てきたというわけなんです」 


と話すと


「なにそのいじめてきた子マジでムカつくんだけど」

「わかる こんな可愛い子いじめるなんでどうかしてるわ」

「あぁ それ 俺がその場にいたらぶん殴ってるよ」


と言った でも僕は


「菅野くん人を殴っちゃダメ」


と僕は言うと


「ぅ そ そうだな よくないよな」


「菅野くんがダメージを受けてる」

「これは楠木くんの言葉が可愛いすぎて」


そんな会話をしてる女子たち

僕は首を傾げている  


「この子自分のしたことわかってないな」

「えぇ そのようだね」


「えっと 僕なんかやっちゃったの?」

 

と聞くと


「大丈夫楠木くんはそのままでいて というか日向くんって呼んでいい?」

「私も〜」「俺も」「うちは日向ちゃん呼びオッケー?」


と聞かれ僕は


「うん なんでもいいよ」


とニコッと笑顔でいうと


「ぐほぉ 」

「うっっ 」

「がほぉ 」

「ごほぉ 」


みんな なぜかダメージを受けた


「えっ急にどうしたのみんな」 


「いや日向くんが可愛すぎて」

「私も同じくそれを無自覚でやるの悪いと思う」

「あぁ 俺がこんなになるとは」 

「これは日向ちゃんが悪いよ」


というので僕は


「ごめんなさい」


というと


「いや 怒ってるわけじゃないからね」

「そうそう」

「こっちこそなんかすまんな」

「そうそう気にしなくていいのよ こっちの問題なんだから」


そして 


「そういえばもう一度自己紹介しとくね 私は高山凛(たかやまりん) 凛ちゃんって呼んでね」

「私が横澤奈那美(よこざわななみ)っていうの ななみんって呼ばれてるからそう呼んで」

「俺は菅野陸也(かんのりくや)って言う まぁ男同士だし名前で呼び合おうな」

「うちは相澤彗月(あいざわはづき)っていうよ まぁ呼びたいように呼んでくれたらいいさ」


「うん 凛ちゃん ななみん 陸也くん 彗月さん よろしくね」


というと笑顔で返すと


「ぐほ そんなに可愛い子に言われたら心がもたないよ」

「えっ どういうこと 僕別に何もしてないよ」

「まぁ日向くんが何もしてなくてもこうなるの」

「まぁしゃーない日向やし」

「まぁ日向ちゃんなら仕方ないよ」


「え〜 みんなして酷い 僕何もしてないのに」


とぷくっと頬を膨らませると


「いじけてる日向くんも可愛い〜」

「ぷく顔で初めて可愛いと思ったよ」

「それな 普通は狙ってるなとか思っちゃうのにな 日向なら許せれる」

「わかる 日向ちゃんなら許せる」


と全員反省してなくて僕は


「もう誰も反省してないよ もう怒ったからね もう話さない」


というと


「ごめんなさい 謝るから許して ね?」

「私もごめん 嫌だったよね 悪ノリしちゃってごめん」

「俺もすまん ちょっとからかいすぎたな」

「うちもやりずきたね ごめんね」


とみんな謝ってくれたので僕は許すことにした


「もうわかったよ 反省してね」


というと


「うん わかった」

「えぇ わかったわ」

「おう すまんかったな」

「もうしないよ 許してくれてありがとうね」


とみんな言ってくれて和解した


そしてその日は他の人にも話しかけられた 


話終わり帰ることにした


「今日は疲れたなぁ〜」


そう思いながら帰った

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