20XX年、世界はファンタジー化の波に飲み込まれた!? 〜現実はファンタジーとダンジョンとゲームに侵食されました~
@kikuhitohira
第1章 始動編
第1話 現在の俺の状況
突然になるがまずは自己紹介をさせてくれ、俺の名前は
どうしてこんな風に急に自己紹介を始めたのかというと、現在の俺の状況が非常に切羽詰まっているからに他ならない。
俺の生まれは2050年6月7日、家族はごく普通で普通の家庭だった。
2年程前に父が急病で逝去してしまい、今は母と二人で暮している。
だが、俺はその一年半後に経営難に陥った会社の退職希望者募集に自ら立候補して、退職金を受け取って前の職場を辞めた。
辞めた理由は母が病気になったからだ。
母の病気はダンジョン病と呼ばれる、3年程前に現れたダンジョンという存在が世界に認知されてから広まり始めた病だ。
俺の母の場合は
この病気に侵された人は現状、一年後には皆死んでいるのが現実だ。
だが、希望が無い訳ではない・・・
ダンジョンには現在の医学を超越する万能薬があるらしい。
そして、日本政府が始めたダンジョン探索を民間に委託支援する制度をニュースなどで周知しだした。
この事を知った俺は母を救う為にダンジョンに行く事を決意した。
これはそんな俺の藻掻きながらも猛進し、世間からはチートなどと言われていても、俺を貫き続けた末に出来た物語だ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます