覚悟を決めて嘘をつく。

大好きだから、もう会わない。私は想い出を胸に残された時間を過ごしていく。
大好きだから、そばにいる。
それぞれが相手を思う気持ちが溢れている物語でした。読み終えた時、明るい未来が見えてくるようなお話。
桔梗浬さんの作品はミステリアスで力強いイメージのものが多いのですが、このお話は優しいくて甘い香りが漂ってきます。