第57話 いつの間にかCEO
何故か、神谷財閥の娘さんである綾音さんががラッキーギルドに加入した。
綾音さんのスキルは、魔法系で、初めて遠距離攻撃を持つ人がギルドに入ってくれた。 俺も一応遠距離は使えるけどメインは前衛だから後衛としてカウントはしてないぞ。
「よっし、早速ダンジョンにでも行こう。」
「いいですね〜クロウ様の勇姿を動画に収めたいと思います。佐々木さんの能力と私の財力を結集して動画配信用カメラアルファーで!!」
これで、合計4人も集まった。
綾音さんは、佐々木さんと協力して何故か高画質でリアルタイムで遅延が0.1秒と高機能の代物。
それに、ドローンの回転部分の消音化する事が出来た。ドローンを飛ばして実演していたが、ほぼ音がしない。
佐々木さんが自慢げに説明していたが、どこか通販番組を見ているような感じがする。
それに、この商品は綾音さんが1時間で作った会社で売り出すらしい。
会社ってそんなに早くできるのか!?と思ったが、神谷財閥には余裕らしい。
会社名は俺が作った動画配信名ブラッディトレースからとって、ブラッディ社と言う名前になったらしい。
何故か勝手に俺のことをブラッディ社のCEOと言う事になっている。どうやら、酔った勢いで俺がサインしたらしい...まあ、何かあっても神谷財閥がなんとかしてくれるらしいので、別にいいけど。
ブラッディ社から売り出される動画配信用カメラアルファーはライセンス料と言うことで、お金が佐々木さんに入る事になる。
「す、すごいな」
「凄いのは、クロウ様ですよ。優秀な科学者を仲間にしているのですから。それに、クロウ様の為ならなんでも出来ます。」
ミツキは、短い期間だけど動画配信を一緒にしようと言う感じになった。
俺たちは、動画配信用カメラアルファーをテストで使うことにした。
佐々木さんは、戦闘向きでは無いので、家で研究に取り組むらしい。
「それにしても、よくこんな物を1日も経たずに作れたな。」
「まあ、僕が前に作ったのを改造しただけだからだよ。褒めるがいい」
褒めろと言われて、佐々木さんの頭を撫でてあげると喜んでいる。ロリ体型の佐々木さんを、つい頭を撫でたくなるのは、仕方がない無いことだ。
つい、撫でたくなる。
また、ダンジョンから出たら撫でる口実を作って撫でさせてもらおう。
それに、ミツキが使う
「クロウ様、行きましょう。」
「ああ、綾音さんは今日は初めてなので、40階層まで行こう。あと、綾音さんはエクス(Ex)ミツキはウサ(Usa)だ。」
「クロウ様ありがとうございます。」
「分かった〜」
身バレを防ぐ為に、動画配信用の名前を与えることにした。
あと、動画配信で佐々木さんが出ることは無いかもしれないけど一応、ロリと言う名前を与えて置いた。
本人は少し不満そうだったが。
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