GOKAKON! ☆☆☆
【GOKAKON!】https://kakuyomu.jp/works/16817330655973208838
(総文字数17640字)
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あらすじ
見た目や社会的地位、年収や財産等の情報が一切明かされないままに進行する婚活イベント、それがGOKAKON(ゴカコン)。「一風変わっているが評判のいい婚活イベント」との噂を頼りに参加した主人公はさて、どのような体験をすることになるのか。
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この物語は「こんなイベントを企画して運営する人がいたらいいのに」と、ずっと結構本気で考えていた私が【マジで実現するならどうする?】に焦点を当てて考えた内容を、小説というフォーマットに落とし込んだものになります。
もしも、私がイベント運営会社の社員であったなら、プレゼン資料として書き起こしただろうものを、読みものにしたものがこの物語です。いえ、イベント会社の社員だったとしても、私はこの小説をそのままにプレゼンにかけていたかも知れません。ええ、私はバカなんです。
私の小説の書き方はおそらく三つあって、一つ目は「この世にあって欲しいものを書く」ですし、二つ目は「この世にあって欲しいストーリーを書く」です。一つ目と二つ目は似ているようで違います。どちらも【未だこの世界にないもの】という前提がありますが、一つ目の【もの】は現実になって欲しい、それがあるのが当たり前になって欲しい、って感じです。でも、二つ目の【ストーリー】は「どこかの誰かによってこんなストーリーが生み出されていたらいいな。それは、例え、誰からも知られなくても、それはそれでいいな」って感じですので、一つ目の【もの】よりももっとフワフワとした願望になります。
そして、三つ目は「遠いワード同士や遠い概念同士を組み合わせて物語を構築する」ですね。三つ目のコレは正に自主企画等で行われている小説版大喜利への参加そのものですね。自分で出すお題に自分で応える的なやり方だとどうしても意外性を大きく出来ませんから、自主企画のお題はとても楽しいですね。
そう、結局のところ、私は【私にしか書けない物語】を書きたいんですね。中々に壮大な欲望です。
でも、それは、とても難しい。そして、とても容易い。
コピー&ペーストで作った物語でなければ、どんな駄作でもそれは【この作者にしか書けなかったもの】になりますから、そういう意味では容易くて。
特別な表現や、特別な世界観や、特別なストーリー構成なんて全くない一見平凡に見える物語が、読む人全ての心を打ち、読む人全ての魂を浄化する……、そんな傑作もきっとある。技巧に頼らず、徹底的に人間を描き切った作品であれば、そんなことはあるのでしょう。そういう作品を書く事は、おそらくテクニックの部分を差し引いてもめちゃめちゃ難しいに違いない。そういう面においての【私にしか書けない物語】を書くというのは想像を絶する難しさなんでしょう。
今のところ、ある程度の【私にしか書けない】は書けているのかも知れません。この【GOKAKON!】もある種の【私にしか書けない物語】であったハズです。でも、人間を書き切ってはいませんね。
アイディアをカタチにしたという面では満足の物語ですが、まだまだですね。
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それでは聴いてください。
Queenで【We Are The Champions】
(良かったら、YOUTUBE等で【Queen - We Are The Champions】と検索してみてください)
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