9話
助けるを求める者がいる部屋は想像以上に遠くかなり苦労した。別に人を避けなければそこまでなんだけど.....
城に地下に繋がる穴ができるし国王は見つからないしで城中てんやわんや。
まぁ、全部僕の所為なんだけどw
「お!この部屋か....じゃあお邪魔しちゃおっかな」ガシャン!
礼儀とは何なのかそう言いたくなるほど遠慮なく扉を開く。その部屋には....
ウ~ム....
明らかにやばい感じでベットで寝込んでいる少年と目が真っ赤に腫れて泣いた跡がくっきりついている少女
「え~と、どうしたのかな?とりあえず状況だけ教えてくれる?」
僕は冷静に話すが....
「あ、あなた誰ですの!?急にノックもなく入ってきてなんて無礼なのですか!?」
少女はそうもいかない目を白黒させ見るからに驚いている
「はいはい!そういうのいいからとりあえず状況教えて?」
こういう時は押し切ればなんとかなる
「え?え~と....お兄様が数日前からお倒れになられて体中に黒い痣が広がり始めたのです。宮廷お抱えの医者曰く最低でも2段廻級の呪術だとか....現代の解呪術では解呪不可能なものらしくて.....このままじゃお兄様がぁぁ!」
なるほど.....
あれ?ひょっとしてこの呪術僕に解けるんじゃ.....試してみるか
「じゃ僕に見せてくれないかな?多分僕なら解呪できると思うから」
「何言ってらっしゃるの?今の話聞いていましたでしょう?現代の解呪術では解呪できないのです」
「まぁ試しだからちょっとくらいいいじゃないですか『ジョブチェンジ【拳聖】』
こい!『
よしこれですべての聖魔法が使える
この呪術以上の魔法を放てばいいわけだ....
選ぶのはこいつ
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聖魔法
フルキュア(状態回復)
→全ての状態異常を回復させる
===========
この魔法単体ではせいぜい1級程度。だけど....
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聖魔法
サンクチュア(結界魔法)
→魔の生き物を通さない。発動中その中で発動する聖魔法をすべて3段階昇格させる
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「我此処に命ず我が魔力を糧に此の場にいるものを魔から守り給え聖1段廻魔法『サンクチュア』」
詠唱終了とともにこの部屋を真っ白なカーテンのようなものが包み込む
「これは....伝説の魔法サンクチュアじゃないですか!?こんな大魔法をまさかあなた一人で!?」
「驚くのは全て終わってからにしなよ。我此処に命ず我が魔力を糧に其のものを全ての
グローブから鮮やかな緑色の光が溢れだしそれは男の子を包んでいく.....
これで無理なら今度は使用魔力を2.3倍するしかないんだけど...
徐々に黒い痣が薄くなっていく。それと同時に少年の顔色もよくなっていく
「どうやら解呪成功みたいだね。」
「ゔぅ.....ゔうう.......あぁ....」
少女は泣きすぎて声も出せないようだ....
「よかったな。それじゃ僕は行くよ見つかったらまずい」
「ま、待っでぇ.....せめて名前だけでも.....」
「僕は....そうだな、僕は君たち二人の
「え......」
廊下からがしゃがしゃと聞こえてくる
「それじゃ、なよならだ!」
そういうと誠は身の丈以上の窓を開け全力でジャンプをする
🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀
ぜひコメントください!!( ゚Д゚)
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