朝と同じ夜が来ることも、今日と同じ明日が来ることも、絶対とは言えないと私も思います。その恐怖や不安の表側にある幸福と、側にいる誰かの温もりを感じて、涙をにじませながら拝読しました。文字の一つ一つが丁寧に扱われていて、時間を掛けて読み進めたくなる文面です。ひらがなの使い方や情景と心情の繋がりが絶妙で、とても美しい文章でした。