2024年10月16日『シビル・ウォー アメリカ最後の日』『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』『室井慎次 敗れざる者』『2度目のはなればなれ』『悪魔と夜ふかし』他1本

最近、長澤まさみさん主演ドラマの『エルピス』を観終わり、続けて石原さとみさん主演の『アンナチュラル』を観ています。

笹慎です。こんばんわ。


仕事は相変わらず忙しい…というか、イレギュラーなアクシデントが多くて対応に追われているというか(白目)

生活費を稼ぐのは大変です。夢追い人でも働かねば生きていけぬ…。

諸行無常。



<現在、上映中>

『シビル・ウォー アメリカ最後の日』

https://happinet-phantom.com/a24/civilwar/

面白い映画では決してないです。おぞましい映画です。

ユダヤ人収容所の隣に住むナチス将校家族を描いた『関心領域』のアメリカ版といいますか、銃火器が国内に合法的にあふれているあの国で、あの国民性だと「確かにあり得る」となる作品でした。

アメリカ国内で紛争が起きた理由は作品では明かされず、すでに無法地帯となったところから始まるのですが、ジャーナリスト映画の金字塔である『キリング・フィールド(1984年)』からのインスパイアも感じますし、リアルに『マッドマックス(1979年)』な世界なのも怖いです。


特に、ジェシー・プレモンス演じる役が超怖いっす。ご本人も演じるにあたって、かなり精神的にキツかったとインタビューで仰ってましたね。

ちなみに、主演のキルスティン・ダンストと彼はご夫婦です。


白人によるシヴィリアン・コントロールが潰えるとき…アメリカでは何が起きるのか。ご興味ある方は、心を強く持ってご鑑賞ください。



『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』

https://wwws.warnerbros.co.jp/jokermovie/

公開の一週間前くらいから流れ出した本国での評価が悪くて、なるべく期待せずに観たのですが、そのせいか「そこまで悪くはないな」となりました(苦笑)

前作の『ジョーカー』は傑作の部類でしたけど、あのジョーカーを成仏させるには、こういう続編になってしまうかなと思います。

なんというか、失敗した北野武作品みたいな、ヨーロッパ系の映画みたいなというか。

んー。よほどの映画好きでないなら、配信待っても良いかと思います。



『室井慎次 敗れざる者』

https://odoru.com/

踊る大捜査線シリーズの新作です。

踊るが好きすぎて、逆にあまり期待してなかったのですが、とても良かったです。

まぁ室井さん捕まってしまった時(『容疑者・室井慎次』参照)から青島との約束はもう無理だろ、とは思ってはいましたが、実際にこうやって作品にしてもらえるのはファンとして感無量ですね。

約束を守れなかった室井さんの「贖罪」の前後編二部作の前編です。

若手の警察官たちからウザ絡みされる室井さん萌え。

シリーズファンへのファンサも多い。

踊るファンの方は是非ご鑑賞くださいまし。



『2度目のはなればなれ』

https://hanarebanare.com/

名優マイケル・ケインの引退作。観に行かねば!と行ってきました。

邦題がねぇ。映画の内容をミスリードしてる…。夫婦愛を求める層というか、夫婦で観に来てほしいのはわかるが、この映画はそこじゃないんすよ。

原題は『The Great Escaper』です。つまり、かのスティーブ・マックイーン主演『大脱走』からモジった作品なんすよ。

内容も第二次世界大戦時にノルマンディー上陸作戦に参加した元海軍兵の老人が人生のやり残しと向き合う話です。

旅でであった元空軍パイロットとのやり取りも非常によくて、良い映画だなぁってなりましたね。

邦題だけ残念!



『悪魔と夜ふかし』

https://gaga.ne.jp/devil/

デヴィッド・ダストマルチャンが好きなんでね。バーバヤガー!

観に行く直前にSNSで流れてきた情報で、これがモキュメンタリー・ホラーだと知る(苦笑)

「伝説の放送事故となったテレビ番組の未編集ビデオが見つかりました」って話ですね。

色々と仕込みがあるようですが、映画館じゃストップやスロー再生できませんから、どこにどんな仕込みがあったのだろうか。

自分あんまりモキュメンタリー・ホラー映画と相性良くないんで、「んー、なんだろうなー。怖くないな」と、スンッてして帰ってきましたね(苦笑)



<レンタル配信等>

『女神の継承』

怖い怖いと噂のモキュメンタリー・ホラー映画を観ました。

上でも書いたんですが、モキュメンタリー・ホラー映画とトコトン相性悪いんで、「んー、なんだろうなー。怖くないな」と、スンッてしましたね。


なんかこうホラーって、特に映画だと大体は、大人たち(主に男性)から酷い目に遭わされてきた女性・少女・子供がおかしなことになるわけですよ。

たぶんなんですけど、弱いはずの存在が強大な力を持つことで、自分たちのコントロール外の存在になることへの潜在的な怖さが「ホラー」として人気があるジャンルなんだと思うんすよね。

私はそこにあまり魅力を感じないせいか、ピンとこないんすよね~。

小説だと、モキュメンタリー・ホラーでも面白いの多いなーって感じるんですけど、映画はピンとこないな~。




というわけで、先週は6本ですね。

忙しかったわりに観れた気がします!

ではでは、また来週。


https://kakuyomu.jp/users/sasa_makoto_2022/news/16818093086840145831

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