2024年6月4日『マッドマックス:フュリオサ』『トラペジウム』他8本

TSUTAYAで110円レンタルしてた&マッドマックスの新作公開だったんで、結構映画観ました。



<現在、上映中>

『マッドマックス:フュリオサ』

https://wwws.warnerbros.co.jp/madmaxfuriosa/index.html

あのアニャ・テイラー=ジョイがフュリオサ・リリィやるってんだから、「そりゃ行くでしょ!」っていうね。

悪役デビューなクリヘムも良い感じでした~。面白かったです。

フュリオサの運命の男性・ジャックがまたね~いいんすよぉ。

時折、マックス味があって。ここから『怒りのデスロード』のことを思い出すと、

「え、あのフュリオサのマックスへの視線は、きっとジャックの面影を…(´;ω;`)」

となること間違いなし。


ただね、大変面白かったんですけど、『マッドマックス』シリーズとして観るとですね…。

「正気すぎじゃないか? ちゃんとしてる…おかしい。ちゃんとしてないのがマッドマックス・シリーズのはずなのに…マッド成分が少ない…」

みたいな(苦笑)

でも、本当にシリーズのファンへのサービスなシーンも多くて良かったです。

ところで、マックスって不老不死なんですかね。かれこれ百年以上は旅してるんじゃないかと疑っています(笑)

作中の時間経過おかしすぎ問題w



『トラペジウム』

https://www.trapezium-movie.com/

やたらSNSで話題になってるの見てて、1日はサービスデーだし行ってきました。


……あ……うん。これは…かなりSAN値削ってくるな(;'∀')

原作者が本物の元アイドルということで、主人公であるアイドルを目指している東ゆうの人物造形がエグイ。

認知のゆがみが…。おうふ。

でもたぶんこれくらいクレイジーじゃないと、芸能人なんてやってられないんだと思いました。


作品の構成自体も炎上バズ構造に近い作りなので、観た人たちの心に賛否両論を巻き起こして話題性を奪取するスタイルですね。

原作は未読ですが、やっぱ芸能界や広告業界はちょっとアウトローな部分があるなと感じました。

反則技とまでは言わないけど、ちょっと倫理的にね…。



<レンタル配信等>

『アンブッシュ』

アラブ首長国連邦(UAE)の映画です。イエメンの内紛へ介入したUAE軍が山岳地帯でゲリラたちに待ち伏せされ、奇襲攻撃(アンブッシュ)を受けた実話を元にした作品。

登場人物が全員・屈強な色黒アラブ人男性で坊主頭で髭面です。

しかも装備は米軍からオイルマネーで購入したもので統一。

はい。誰が誰だか見わけつかねぇwww


わたくし、本作で、ハンヴィー(装甲車)が対戦車地雷を踏んで爆発炎上しつつも中の兵隊は無事ということについて、新たなる萌え要素を発見しました。

燃え盛るハンヴィーちゃん可愛いよ。(^ω^)ペロペロ

萌え萌え燃えるハンヴィーちゃん。

装甲車萌えという新たな性癖を取得した瞬間でしたね。



『ポッド・ジェネレーション』

劇場で観そびれていた作品。

人工子宮を利用できるようになった近未来の話。

キャリアウーマンの主人公は人工子宮を利用したいけど、生物学者の夫は通常の妊娠で出産してほしいっていうところから始まって、人工子宮の会社の「変さ」も加わり、なかなか面白かったです。



『極限境界線-救出までの18日間-』

韓国映画です。よりにもよって、アフガニスタンにキリスト教の宣教に行ってタリバンに捕まった自国民を救うために、外交官のおっちゃんが奮闘する実話系作品。


個人的には、こういう人って、それこそ「自己責任じゃろ」って思いますけど、政府からしたらバカな国民でも助けないといけなくて大変だなと思いました()



『ソフト/クワイエット』

ここ数年で一番と話題の胸糞映画。

白人至上主義の女性たちがアジア人女性に嫌がらせをしていくうちにエスカレートしていきます。

マジ胸糞です。必見。



『マッドマックス』

メル・ギブソン、わけぇ。ストーリーあるようでねぇw

安い製作費で、いかに自分の撮りたいシーンを撮るかに注力しているジョージ・ミラー監督の手腕がいいっすねぇ。

主人公が闇落ちするエピソードが結構エグいんすけど、メル・ギブソンのヒーロー感と相まって「ダークヒーロー」として成立しており、復讐系アクション映画の金字塔だなと思いますね~。

あと知的障害者やLGBTQといった迫害される側の人間も「力」を示せれば、暴走族の幹部になってたり、赤ちゃんも普通に殺されたりと、ある意味「平等」というか不思議な倫理観で出来上がってる世界。それが『マッドマックス』!


『マッドマックス2』

もうね。どうした?っていうw

世界滅んでんし、ウケるわw

これから影響を受けて『北斗の拳』は生まれたそうですが、マックスは別にケンシロウのように強いわけじゃないので、酷い目に遭い続けるわけでw

暴走族の幹部にめっちゃ強いゲイがいるんですけど、ケツ丸出しなんすよね。

そうか、めっちゃ強いけど、彼はタチではないのかって気持ちになりますよね。

そして、相変わらず、身体障害者も知的障害者もLGBTQも女も死ぬときゃ死ぬ「無情」システム・マッドマックス!!


『マッドマックス3・サンダーロード』

ジョージ・ミラー監督って、やっぱ「無情」に「平等」というか、無法地帯と化した世界で、頭がいいとか、力が強いとか、そういうことで成り上がれる代わりに、死ぬときゃ、みんな平等に死ぬしなっていうテーマがあるんだと思うんすよね。


それから、三作を通して、劇中では百年くらいは経ってる気がするんですけど、マックスは不老不死の放浪者なんだと思うんです。

マックスだけが作中では死なないんですね。マッドマックス・システムの外にいるんです。

また、英雄譚としての「放浪もの」ともとらえられますし、マッドマックスは叙事詩といえますね。


『マッドマックス 怒りのデス・ロード』

主役のマックスがメル・ギブソンからトム・ハーディに交代。

ウォーボーイズ達がいいよね。初めて観た時、しばらく真似して友達にやってました、あのポーズ。

マックスは悪人でもないけど、善人でもなく、でも結局頼られたりすると、なんやかんやで弱い者の方を味方するので、そこが魅力なんだと思うんですよ。

結構、酷いこともするし、マックス。全然、善人じゃないのがいい。

外伝の『フュリオサ』を観たあとだと、また違った観方ができるのでお得ですね。


アクションの爽快さや世界の残酷さ、滑稽さ、珍妙さみたいなものがパワーアップさせた『マッドマックス2』といった感じで、一番シリーズの中でバランスが良い作品だと思います。



というわけで、先週は10本でした。結構、観たね。

ではでは。


https://kakuyomu.jp/users/sasa_makoto_2022/news/16818093078610904157

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