2024年1月9日『レザボア・ドッグス デジタルリマスター版』『サンクスギビング』『エクスペンダブルズ ニューブラッド』他15本

最近、あんまり近況ノートさえ書いてない笹慎です。

おはようございます。

理由はあるっちゃあるんですけど、ちょっと気分が鬱々してたりとかそういった話です。

そんなわけで、いつも以上にダラダラと映画観てましたね。



<現在、上映中>

『レザボア・ドッグス デジタルリマスター版』

https://reservoir-movie.com/

11月くらいから散々、私が騒いでいた映画の再上映が始まりました。

三十年ぶりの劇場公開です!

タランティーノ監督処女作にして至高!

脚本から音楽から映像から何から何まで「秀逸」の一言ですね。

映画館で観てほしいけど、難しいならDVDでも配信でもいいです。

最高の映画なので、とにかくオススメです。

SNS(趣味垢)で騒ぎまくってたら、フォロワーさんが数人観に行ってくれて、無事にハマってくれた模様。


でも少しだけ言うと、タランティーノ作品ってある程度たくさん映画観てる人がハマる映画だと思っていて、通向きなのかもしれません。

「王道の外し方」が半端なく上手くて天才的というか。

「くぅ! やられた!」って観ててなるんすよね。

あとタランティーノ監督って脚本が先に評価されてた人なので、小説書く人は観たら絶対ハマると思うんすよね。

まぁ、とにかくオススメなことには変わりはありません。

個人的に『パルプフィクション』より好きっすね。



『エクスペンダブルズ ニューブラッド』

https://expendables-movie.jp/

エクスペンダブルズ(消耗品軍団)シリーズ4作目。

スタローンもアクションは卒業らしく、本作は一応の最終章とのこと。

この手の映画の「最終章」は、まぁ「リターン」してくることも多いですがw

さて、今回の主人公は、スタローンから正式に「アクション映画はお前に任せた」と言わんばかりにタスキを渡された俺らのハゲ・圧倒的最強のハゲことジェイソン・ステイサムでございます。

約120分間「やれやれだぜ……」ってしながら大暴れアクションでございます。

『ダイ・ハード』で初恋をマクレーン刑事に奪われて以降、やれやれ系マッチョイケメンハゲが暴れる映画にめっぽう弱いワタクシ的には大変満足度の高い映画でございました。

ハゲしか勝たん。


そういえば、今回の大物ゲスト枠であるアンディ・ガルシア氏はすっかり尖りも丸くなり、素敵な初老になっていましたね。

個人的にガルシア氏といえば、『アンタッチャブル』の豪快な背毛でしょう。

とにかく背中の毛がワイルドなので、『アンタッチャブル』観てください。



『サンクスギビング』

https://www.thanksgiving-movie.jp/

正月ってファーストデイなんで少し安いんですよね、映画料金。

そんなわけで正月早々に映画館にいました。

この映画『グラインドハウス』っていうロドリゲス監督とタランティーノ監督の企画映画の嘘予告から始まった作品で、16年の時を経て嘘予告が本当になるなんて夢がありますね。


作品はスプラッタホラーの王道ストーリーでしたね。

登場人物がほとんどクズで共感性ゼロで笑えますw

どうもホラー映画は恐がるよりも先に「クッソwww笑わせてくるなwww」って感想が先に来てしまいますね。

人を怖がらせるって本当に難しいんだなって思います。



<レンタル配信等>

『劇場版 空の境界』

・痛覚残留

・伽藍の洞

・矛盾螺旋

・忘却録音

・殺人考察(後)

・終章/空の境界

・未来福音

というわけで先々週からの引き続きでシリーズ全部観終わりました。

十代後半から二十代前半でこの話を考えた奈須きのこ先生やっぱ天才っすよね。

特に「矛盾螺旋」凄いなって思う。

いま劇場版アニメ観終わって、原作小説にも手を出してまして、あとがきで綾辻行人先生が「かっこいいものを真っ正面からかっこよく書いている」って評してて、「確かに」ってなりました。

やっぱ斜に構えずに「かっこいい」ものを「かっこよく書く」ことがオタクに刺さるためには必要なのかもしれません。

「直死の魔眼」とかもそうですが、とにかく使いたくなる厨二ワードが全開なんすよね。ワードセンス天才だよなぁ。



『エクスペンダブルズ1』

『エクスペンダブルズ2』

『エクスペンダブルズ3』

新作観たかったので観てました。

ストーリーはね、こういうのあるようで「ない」んすよ。

でもそれでいいんです。

ドッカンドッカンバッキュンバッキュンするための映画なんです。

スタローンは神髄をわかってるよね。

スタローンとシュワルツェネッガーとブルース・ウィリスが同じ画面で銃乱射してるシーンだけで映画鑑賞代分の価値があるわけですよ。

3作目なんてハリソン・フォードが操縦するヘリにスタローンとシュワルツェネッガーが乗ってるしね。

アントニオ・バンデラスがなぜか異様にキャラ立ちしたお喋りクソ野郎キャラで登場したり(そして4作目まで爪痕を残す)

往年のスターたちが同窓会してワキャワキャしてる背後で、現役アクション俳優たちが頑張る映画シリーズ。

少し思ったのは、ワイルドスピードシリーズは「共演者たち仲悪そう(苦笑)」って感じたけど(最新作では雪解けしてきてるが)、エクスペンダブルズシリーズは座長がスタローンのせいか「共演者たち仲良さそう」って思いましたね。


タイトル通り「ハリウッドのアクション映画って俳優含めて消耗品(エクスペンダブルズ)なんだけど、俺はそれを愛してるぜ」っていう、スタローンの想いが詰まってて良いシリーズです。



以下、ホラー研究のため観た作品です。

『忌怪島』

系譜的には『リング』『パラサイト・イブ』なのかな。科学とあの世の融合。

VRMMO+因習村のハイブリッドで、清水崇監督ってやっぱジャパニーズホラーの最先端なのかなって思いましたね。

素直に上手いなぁ。なるほどなぁと。今後ホラー書く上でお手本にしたいですね。


『禁じられた遊び』

昔のフランス映画の方じゃなくて、邦画のホラーのやつです。

原作が「本のサナギ賞」受賞作らしい。

とりあえず、橋本環奈ちゃん可愛いよね。タバコ吸ってビール飲んでても可愛いよ。やさぐれてても可愛い。たぶんパチンコしてても可愛いと思う。

作品は、「『アウターゾーン』でこんな話あったなぁ」って感想ですね。


『樹海村』

普通に『コトリバコ』の話でした。

ラストの樹海バトルで笑ってしまいました。

私はどうにも明確な「ホラー」を提示されると笑ってしまうようです。


『牛首村』

わかりやすい因習村ものでした。

松尾諭さんのエレベーターシーンが好きです。

そしてやっぱラストバトル笑ってしまう。


『犬鳴村』

トンネル前で暴れる高島礼子さんが極妻の迫力でした。

そしてやっぱラストバト…以下略。


「ジャパニーズホラーとは?」をつかめそうで、大体ラストバトルのゴアで笑ってしまうというのをひたすら繰り返してました。

いまのところ、まずは「因習(女子供が酷い目に遭う因習がベター)を作るところから始めるべし」という雑な理解です。

いつか掴めるのでしょうか……。



以上、年始の休みと三連休で、ダラダラ本読んだり、映画観たりで、創作の研究といえば聞こえはいいですけど、なかなか執筆までに至らないというか……。

あんまり難しく考えずに、とりあえず書き始めてみるべきなのかもしれませんが。


そんな感じで、先週は鬱々とした週でした。ではでは。


https://kakuyomu.jp/users/sasa_makoto_2022/news/16817330669708823198

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