2023年10月30日『SISU/シス 不死身の男』『ドミノ』『ザ・クリエーター創造主』『レオン完全版』『シン・ゴジラ:オルソ』他2本

本当は映画観てる場合じゃなかったんですけど、たくさん観てしまいました。


<現在、上映中>

『SISU/シス 不死身の男』

https://happinet-phantom.com/sisu/

フィンランド映画です。

超雑にいうと、アシリパさんと白石のいないゴールデンカムイでしたwww

やっべぇ超強いジジイがナチス相手に戦う話です。

こういうイカレた映画大好きなので、とても大好きでした(進次郎構文)



『ドミノ』

https://gaga.ne.jp/domino_movie/

ロバート・ロドリゲス監督×ベン・アフレック主演。

どんでん返し系映画大好きなので期待値マックス。

娘が誘拐された刑事が事件の真相に迫るミステリーと、AKIRA的なサイキックものの合わせ技ですね。マンガの『不能犯』を思い出しつつ鑑賞。

上映時間約90分という短さで、圧倒的などんでん返しに次ぐどんでん返しストーリーのシナリオ構成に唸りました。

ロドリゲス、しゅごい。


ところで、ベンって、奥さんが失踪する映画(『ゴーン・ガール』)にも出てたよなぁ。

あと少女誘拐の映画(『ゴーン・ベイビー・ゴーン』)も自分で撮ってたよなぁ。

誘拐ネタ好きすぎやろ。

などと思いつつ、「あ~映画みたいに面白い小説書きてぇ~」ってなりました!



『ザ・クリエーター創造主』

https://www.20thcenturystudios.jp/movies/thecreator

日本だと、通称「ギャレゴジ」で有名なハリウッド版のゴジラを撮ったギャレス監督の最新作。


おそらく日本のサブカル文化大好きなんでしょうけど、とにかく作中に出てくる日本語標識がどれもおかしくて「これだけ金かけて作ってるのに、台無しだよ!ネイティブの日本語ライター雇ってチェックしてもらいなよ!」ってなりました。


作中の日本語発音は、渡辺謙さんも出演していたせいか、比較的良かったです。ハリウッド作品にしては。その代わり標識マジで酷い。


AIの表現としては……個人的になんですけど、AIロボットがねぇ、人間モドキを目指すとこに疑問があるんですよね~。

『ブレードランナー』では、レプリカントのボスがね、新たなる種しての尊厳を口にするところが凄く好きなんですけど、『ブレードランナー2049』ではレプリカントたち結局、人間モドキ目指しちゃってガッカリなんです。


私はね、AIには人智の及ばない思考をしててほしい。人間モドキとして表現するのは「つまんねぇな~」って思ってしまう派ですね。

(超絶早口、以上)



『レオン完全版』

https://filmaga.filmarks.com/articles/270233/

二週間限定で、リバイバル上映中! ファンは急げ~!

と、言うわけで観てきました。

子どもの頃に初めて観た時から好きでしたがね、大人になってから観ると、マジで泣けるんですよ。

レオンがね、最後「俺は大人になる(愛のために)」ってね。

マチルダのワガママを説き伏せるところ、ほんと泣ける。

ジャン・レノの演技がね、本当にロリコン(性的)に見えない最高の演技なんすよね。愚かなる愛だなぁ。


ま、それはそれとして、ゲイリーのイカれポンチ麻薬捜査官も大好きですw



<イベント上映>

『シン・ゴジラ:オルソ』

金土日3日間の限定上映。

白黒映画版の『シン・ゴジラ』です!

金曜日は庵野秀明監督のトークショーもあり、現地のチケットは取れなかったのでライブビューイングで観ました!


山崎貴監督(『ALWAYS 三丁目の夕日』等)と庵野監督の軽快なトークにめちゃくちゃ笑いましたね。

やっぱ、業界をけん引するトップランナーたちの話は面白い。


白黒映画版の『シン・ゴジラ』ですが、元々、庵野監督が定点カメラでの撮影を多用することもあり、白黒になると、めちゃくちゃ小津安二郎作品感がすごい!

現在の東京が舞台なのに昭和感。初代ゴジラっぽくて、とても新鮮でした。


金曜日と土曜日の2回観ましたが、もっと上映館を増やして再上映してほしい出来でしたよ~!



<レンタル配信等>

『ウィ、シェフ!』

https://ouichef-movie.com/

有名レストランでスーシェフ(副料理長)をしていた主人公が、シェフとケンカして辞めて、再就職したのが強制送還寸前の移民少年たちの世話をするボランティア施設でって話です。

料理人として頑固でプライドの塊だった主人公が、少年たちとの触れ合いでお互いに変わっていくハートフルヒューマンものです。

最後、ちょっと泣いちゃいました。


どうでもいいですけど、フランスの女優さん、マジでエロいババアが多くて最高です。



『黒猫・白猫』

1998年のセルビア映画なので、ユーゴスラヴィア映画って言った方が正しいのかな。

どうしようもないロクデナシの父親に翻弄される主人公と、どうしようもないヤクザな兄に翻弄される女性の2軸で進む話で、時々でてくる黒猫と白猫が可愛くてですね。

コメディとして秀逸で、めちゃくちゃな内戦がある地域で、こういったエンタメってどれだけ人の心を救ったんだろうと、胸が熱くなりましたね。

すごく面白かったし、シナリオの勉強にもなりました!



以上、7本(鑑賞自体はオルソを2回観たので8回)

充実の映画ウィークでございました~。


https://kakuyomu.jp/users/sasa_makoto_2022/news/16817330666091499264

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る