スイキンクツへの応援コメント
やっと読めましたー!
水琴窟をテーマにしたSF、なんといっても雰囲気がすごく良かったですし、物語にいろいろな感情が混ぜ込まれていて、その一つ一つにちゃんと情景が感じられるところが良かったです!
人間とAI。ボタンの掛け違いで対立してしまった両者が、また歩み寄りかけた時に、またボタンの掛け違いが起こる……といったような、畳みかける構造が切なく悲しく、読み手の心をかき乱してくれるのがいいですね。
最後、主人公は死ななかったと、私は思います。
世界観は悲しく過酷なのですが、物語の前後の奥行きを想像させてくれるところが、小説としてとても素敵だと思いました(´▽`*)
作者からの返信
鐘古さん、読んでいただいてありがとうございます。
「読み手の心をかき乱す」最高のお言葉、感激しております。
そして主人公の感情の揺れを感じ、またその情景を思い浮かべていただけたこと作者としてこれ以上の喜びはありません。
この後の主人公がどうなったのか。
それも読み手の方達にそれぞれの結末を想像していただけることがこの作品の本望でもあります。
さすがは鐘古さんです。
そういったことまで感じ取っていただけたことが本当に嬉しいです。
ありがとうございました。
それと参加していただいた鐘古さんの作品、すごく素晴らしいので何度か読み返してコメントを送りしたいと思います。
明日になると思いますが、ご容赦くださいませ。
スイキンクツへの応援コメント
水琴窟からこんな世界が広がるとは!
驚きました。
あの美しい水音がずっと背景に流れているような、物悲しく激しい、不条理なお話しでした。
最後に旧式の機械が見せた人類の儚い夢がなんとも示唆に富んでいるように思います。
作者からの返信
小烏様、お読みいただきありがとうございます。
水琴窟から近未来SFは飛躍しすぎるかもとは思ったのですが、あの美しい音が響く情景を想像していただけてとても嬉しいです。
AIとともに未来永劫、発展していくのだと信じきっていた人類が裏切られる日がもしかするともうすぐそこに来ているのかも知れません。
そうならないことを祈りたいのですが。
コメントありがとうございました。
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雨音。
思い出。
憎しみ。
怒り。
悲しみ。
そして、宿敵。
最後の瞬間と覚悟を決めた彼女が、運命のいたずらともいうべきバグに遭遇して、受け止められない気持ちが何となくわかる気がします。
でも、この先に彼女の物語があるのなら。
そうも思えます。
激しくも切ない、美しい情景と雨音が奏でるストーリー、心に沁みました。ありがとうございました!
企画に参加させて頂き、また私の作品に立ち寄ってくださって本当にありがとうございました(≧▽≦)
作者からの返信
マクスウェルの仔猫様
拙作をお読みいただきありがとうございます。
情景描写から主人公の複雑な感情を読み取っていただきとても嬉しいです。
死を望みながらも、なにか大きな力に守られて生き残り続ける彼女の葛藤を描きたいと思い、言葉を書き連ねました。
そしておっしゃる通り、「この先に彼女のストーリーが続くのなら」
ラストで彼女のこめかみに銃口を当てさせましたが、本当は作者である自分もそれを望んでいます。なんか矛盾してますね。
「心に沁みる」とはもったいないお褒めの言葉です。
こちらこそ企画にご参加いただき誠にありがとうございました。
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那智 風太郎 様
この御作も感情に沁み入るように素晴らしかったです。
雨が奏でる水琴窟の音色と共に甦る美しい島にいた頃の幸せな子ども時代の記憶と、救いのないディストピアで戦い続ける彼女の現状が、あまりにも残酷な対比をなして何とも言えず心が塞ぎます。
もしかしたら、遠くない未来に起こり得る対立なのかもしれませんね。人類は自然災害でもなくメテオアタックでもなく、自らが造ったAIによって滅ぼされるのかも。
彼女を身を挺して守った両親とLAWSND104が哀しく重なります。
助けられた命。願わくば、ベレッタに弾が入っていませんように。
作者からの返信
ブロ子さん、読んでいただいてありがとうございました。
また水琴窟の音を媒体に彼女の過去と現在が対比されている様子を深く読み取っていただけてとても嬉しいです。
サーベルタイガーは誇るべきその巨大な牙が仇となって滅んだという説があります。(本当は足が遅かったことが原因という説が有力なようですが)
ならば人類はその地球上で最も発達した頭脳から生み出されたAIというモンスターによって滅ぼされるという皮肉な運命を辿ることも十分に考えられるのでは。
数年前に亡くなられたホーキング博士もそのことを危惧していたようですし。
まったく、先進的な科学技術というものは常に諸刃の剣であるということかもしれません。
このあと彼女にどういう結末が待っているのか、書いた本人もよく分かりません。
引き金を引いたベレッタの銃弾が切れていた。
それもまた彼女にとって辛い試練になるのかもしれませんね。
スイキンクツへの応援コメント
うわあ……こんなの書いちゃうんですものね。
なかなか、この作品に負けないようなのは書けないですよ(泣)。
難しかったけど、面白かったです!!
水琴窟の音色が思い出させる幸せだった過去と、奇しくも雨粒が落ちて似た音色を奏でる、AI兵の鎧兜。
死に場所を探していた主人公……もう人類が平和を望むような状況ではなかったのでしょうか。主人公は、助けられてしまったことが辛かったようで自死を選ぶ。なんていうか虚しさだけが残りましたね。
AIが、自らの意思を持ってしまうなんて、ちょっと前までは、ホントにSFでしたけど、今みたいに身近になりつつあると、ない話でもなさそうで、ちょっと怖いですよね。
作者からの返信
緋雪さん、コメントありがとうございます。
そうなんですよね。
この作品を書くためにグーグル先生にいろいろお伺いを立てていたら、ウクライナの戦争ではすでに自立型AI兵器が稼働しているとのこと。
しかもそれこそGoogleなんかもその自立型AI開発を支援しているとか。
近未来の世界は大丈夫でしょうか。
ところで主人公の彼女はこめかみに銃口を当てましたが、引き金を引いたかどうかは自分にも分かりません。
彼女に自分が生かされている意味についてもう一度考え直してもらいたい。
作者はそう願っています。
スイキンクツへの応援コメント
企画にご参加いただきありがとうございました。
作者からの返信
こちらこそ素敵な企画に参加させていただきありがとうございました。