第20話 ショートケーキ

クリスマス。君が好きなショートケーキを買った。はやく喜ぶ顔が見たい。家路を急ぐ。家に帰ると、君はすでに帰宅していて、食事の準備をしていた。「遅くなってごめん」と僕が言う。「大丈夫。あっ。あなたが好きなケーキを買ってきた」と君が言う。机の上にショートケーキがふたつ置いてあった。

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