第10話 賭博者

「ああ、待たせたな、お前ら。あとは任せろ。」



という感じに、ギリギリのところで間に合ったのだ。



「誰だテメェ、よくも邪魔をしてくれたな。ってか、さっきのやつじゃねぇか、お前。俺がぶっ殺したはずだよな。なんで生きてるんだよ。」


「まあまあ・・・、であんたたちはどうする気なんだ?何が目的だ?」


「だから、お前らを皆殺しにすれば元の世界に戻れるって話よ。だからお前を殺す。構ってる暇はねえ。」




ドサッ。


俺の上半身と下半身が切断され、地面に崩れ落ちた。


「残念だったな。お前はもう死ぬ__」




『___賭博者ギャンブラーよ、望みを叶えよ。』



そこに俺の姿はもうなかった。


「あ、あいつ。どこへ消えやがった。」



「人の血はうめぇな。力がみなぎってくる。」


俺は奴に傷をつけ、血を吸った。


今知ったことだが、血を吸うと相手の能力もコピーできるらしい。もちろん性能面は劣るが。


「お前!何をした!」


「見ての通りだよ。じゃあな。さっきのお返しだ。」



ドサッ。

奴の上半身と下半身が切断され、みるみるうちに血が吹き出している。


「お、おまえ・・・どうやって...」



「お前の技をコピーさせてもらっただけだ。」





そいつはやがて塵になって崩れていった。




____________________________________




今回は疲れたので短めです。

よければ🤍とフォロー、レビューお願いします。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る