はるかなる/空端色にきえゆくは/たひらかになぐおきつしらとり
はるかなる
空端色にきえゆくは
たひらかになぐおきつしらとり
悠かなる
そらはしいろに消え行くは
平らかに凪ぐ沖つ白鳥
未言
空端(そらはし)
快晴の空の一番端の、ほとんど白になっている青。
空端に落ちたものはみんな、白くなんでもないものになってしまうんだろう。
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