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「おはよぉ~!」
「おはよ笑」
「ねぇ!!何!!」
「いや~笑真彩いつも元気やな~って思って笑」
「蒼もそうじゃん!!」
「笑笑」
「なんか、いつもあそこの二人元気よね笑笑」
「たしかに笑笑」
「いつか、二人は笑顔で高校行ってるでしょ!」
「だね!!」
蒼と真彩は、ほんとにいつも楽しそうだった
いつか二人は同棲まで行くだろう周りはずっと思っていた
こんなに、笑顔なら早く告ればいいのに笑
私は、そうずっと思っていた
ほんとに、私はあの二人が大好きだった
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「ねぇねぇ~?」
「ん~?」
「天才ってさ、」
「うん」
「ほんとに、いろんな天才がいるの、?」
「いるよ」
「私ね、昨日の夜、色々と考えたんだ」
「ほんとに、そうなのかな~って」
「天才って、ほんとにいろんな天才がいるの」
「そうなの??」
「だって、真彩だって天才じゃん」
「何の??」
「たくさんの天才」
「えっ、?」
「だって、真彩はさ僕のできないことができる天才じゃん」
「そうなの、?」
「そうだよ」
「なるほど、、、」
「天才って誰でも天才って分かった??」
「うん、、!!分かった、!」
「よかった笑笑」
「じゃあ、またね!!私、これから塾だ!!」
「じゃあね~笑 頑張れ」
「ばいばい~!」
私が、見えなくなるまで
蒼は見届けててくれた
「だって、真彩だって天才じゃん」
これを言ってくれた瞬間
私は、ちょっと考えた
蒼は、人の事をよく見ていて
その人のいいところを見つける
”天才だって”
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