カレンデュラの森

鉄 百合 (くろがね ゆり)

資料

 資料

@作者より

設定編は読んでおくと便利かもしれません。ちょっと設定がわかりづらいので、読んでおいていただけるとスムーズにお話を楽しんでいただけるかと…。


設定編


お話の構成として、一話目が少しだけクイートとカンパニュラの会話、二話目が今の時間軸(史実がおとぎ話になって伝わっている)、三話めから本編です。そして最後にはいいシーン、号泣必至の最終章が予定されていますので乞うご期待!

この世界は月が15日で巡ります。新月、満月、レモン型の月、弓張り月(上弦または下弦の月のこと)、三日月、新月、という感じで一周します。ファンタジーなので、現実とは少し違った方がいいかなと思って。イメージ的には、パラレルワールドって感じ。現実と似てるけど、ちょっと違って。神様がいて、身分があって、でも現実と同じように恋をする。そんな世界を書いていけたらと思います。

もう一つ、小説の見出しについて。全部お花の名前で構成していくつもりです。理由は後々明かしていくつもりですが、ぜひぜひ花言葉を見ていただけると嬉しいです!まとめておきますのでよかったら照らし合わせてみてください!


タイトル

カレンデュラ「別れの悲しみ」


話の名前

エリカ「孤独」 スカビオサ「私は全てを失った」 アリウム「無限の悲しみ」「深い悲しみ」 アネモネ「嫉妬のための無実な犠牲」「儚い夢」「薄れゆく希望」「見捨てられた」 アイビー「死んでも離れない」  白い蕾の薔薇「恋をするには若すぎる」 白いゼラニウム「私は貴方の愛を信じない」 紫のクロッカス「愛の後悔」 オシロイバナ「恋を疑う」 ルリアザミ「傷つく心」 リンドウ「悲しむ貴方を愛する」白いサザンカ「貴方は私の愛を退ける」 ヘレニウム「涙」 ブーゲンビリア「あなたしか見えない」



ここからは、大まかな資料や設定を書いていきます!主に作者の語りとメモなので、読まなくても大丈夫です!人物設定とか、物語の設定とかを書き足していきます。物語に合わせて更新されていくので、そこんとこよろしくお願いします。


コメント編


『孤独の森』という伝承の御伽噺の実話という設定。どこかで、(閑話とかで)伝承の御伽噺そのものも書きたい!裏の話や裏設定のある童話が好きな作者が妄想力だけで突っ走って書き始めたファンタジーです。神様が住んでいるといわれる森に嫁いだ(生贄にされた)少女と、神様の恋愛が悲劇に変わっていく感じを目指します!ラストシーンはずっと決めているので、最後だけ滅茶苦茶に熱が入ると思います( ´∀` )美少女と美少年の話、メリーバットエンド、共依存などが大好物の作者の性癖を詰め込みまくるので引かないで読んでください。


登場人物編


クイート 生贄の少女。父はおらず、母に見向きもされないまま育つ子。そのまま体よく生贄にされ、森に捨てられた実質的な忌み子。優しいがゆえに心を壊しやすいです。壊れてしまうと、倫理観が欠如することもあります。ある程度の辛いことを乗り越えていますが、やっぱりどこか狂ってるかな。銀灰色の瞳と、ストレートの金髪を持った美少女。だいたい十四、五歳くらい。細身だけど女の子らしい柔らかさのある顔立ちや体つきをイメージしてます。カンパニュラに出会うことで、狂っていく張本人。


カンパニュラ 森に捨てられたクイートに恋をするキャラです。人間らしくなっていくツンデレ。執着も結構強めです。人の姿は、主人公が「銀の美しい満月が人になったなら、きっとこの人のようになるだろう」と形容するほどの美しさです。髪の毛の長い少年。瞳は薄い蒼色で、髪が銀色で少しうねってます。ケモミミでもいいなあ。肌は結構白めですが、唇だけが不釣り合いなくらいに紅い、ちょっと不気味さもある子です。だんだん狂っていく感じにします!


ノルマリス 少女を唯一慈しんだ村人。下心一切なしに、嫌われ者だった幼少期のクイートを養ってくれたいい人です。一目ぼれはしてるけど。だいたい十七歳くらいだけど、たくさん働いて少女に笑ってもらおうと奮闘した人。少女が生贄になることに猛反対したため、殺されています。結局クイートには恋は早すぎて、努力は報われない悲しいキャラ。お話の中では、回想シーンにしか登場しません。故人です。見た目は肩のあたりまで伸ばしたウルフっぽい髪と、黒曜石みたいな瞳。聖人並みに清廉なイメージ。


人物の由来

クイート 月下美人の英名「クイーンオブザナイト」の最初と最後をくっつけた感じです。儚くて美しいイメージを持ってほしかったのですが、語呂のいい花がなかなか見つからなくてこんな由来になりました。完結させるまでは調べ続けるので、名前が変わることもあるかもしれません。多くの人に疎まれ、同時に執着されるキャラにしたかったので甘い香りで人々を魅了し、好みがわかれる月下美人は適任でした。香りが強いので、強がりな一面も持たせやすかったです。お話は月や夜と絡めることが多いので、月明かりの下の一夜限りの華、というのはイメージにぴったりでした。


カンパニュラ カンパニュラというかわいらしいお花の名前。捧げられる生贄を救おうとして救えなかった悲しいキャラです。なのでこの花の「守れなかった命」という花言葉がぴったりすぎて…。紫や薄い蒼、白など花が寒色系なので、月の神様というイメージにも合わせやすいと思って選びました。タイトルと語呂が似ているせいでまだ確定させられません…。別名風鈴草といって、ホタルブクロのような下向きのお花が咲きます。凛と澄んだ美しい容姿と、神としてのふがいなさからうつむきがちになってしまう、まさにカンパニュラの花ようなキャラですね!


ノルマリス 由来はモッコウバラという白い一輪咲きのお花の品種名。「幼いころの幸せな思い出」という花言葉がぴったりです。前述のとおり清廉で優しく美しいイメージを持ってほしかったので、白いお花だというのも由来の一つ。また、病気などには強いものの棘のない品種であることから、攻撃手段のない人物という設定にあてはめています。この人は一方的にリンチされて殺されているので棘がない(攻撃もできない)という特徴がよく似合いました。




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