第14話 バラの春剪定と用土替え
下書きしてアップするのを忘れていました(笑)
今年のバラ栽培が始まりました。
2024年2月中下旬にバラの用土替えをしました。
今年は気温が高くて、そのころに20℃近くまで上がったんですよ。
異常気象もはなはだしいですね!
そのころは10℃以上で推移していたので、慌ててバラ鉢を引っ張り出して、先に剪定を済ませました。
冬のあいだの運動不足がたたって、筋肉痛になったのはお約束ですね(;^_^A
それから日をあらためて、鉢の用土替えをしました。
暖地の方は1~2月のバラの休眠期に作業しますが、こちらは寒冷地なので、基本は3月に作業します。
しかし鉢の数が多いので、12月と3月に分けて作業しています(;^_^A
用土替えで、根頭癌腫病が2鉢見つかりました。
カインダブルーは根の中までたくさんコブができていたので、泣く泣く廃棄処分に……( >﹏<。)
カクテルは根洗いしたら株元にコブがひとつだけだったので、39ℓ鉢から10号鉢にサイズダウンして、枝も短くカットしてあります。
今期はようすを見ていきますが、現在株元から新芽が4つ出ているので、なんとか回復してほしいものです。
弱っていたガブリエルは、根洗いをしても癌腫がありませんでしたが、白根が少なかったので鉢をサイズダウンしてようす見です。
西日本で育種されたバラなので、残念ながら寒冷地向きではないのですね。
買ってから一度もきちんと咲いてくれません。
こちらのナーセリーのバラは気難しく、癌腫が出やすいようなので、今後は購入しないと思います。新苗を5鉢買ってすぐに3鉢癌腫になりましたから。
デルバール社の苗もこちらで生産されているようなので心配です(・・;)
チャールストンとイブピアッチュは、土の中を確認したら白根が出ていなかったので、先日サヨナラしました。
私がバラ栽培を始めた初期のころに購入したバラで、古い品種なので耐病性は弱かったです。
訳アリ品状態の苗だったので、10年生きただけでも御の字かなと。
今までよくがんばってくれたと思います。
バラの寿命は10~20年とのことです。
もちろんそれ以上生きるバラもありますが、鉢植えだとどうなのでしょうね?
ランタン・シトロイユ、リベルラは、去年の大雨で雨どいからあふれた水を滝のように浴びてしまったために、根腐れしたのだと思います(;´Д`)
こんなことは初めてです。
リベルラはもう完全に枯れてしまったので処分しましたが、ランタンシトライユは微妙です。
乾燥気味にしてようすを見ていますが、新芽が出てもちっとも成長しません。
枝が1本だけなので、挿し木用にカットもできないし、挿し木が成功するとは思えません……(;´∀`)
来年買い直すか検討します。
今年は無理です。いっぱい買ったもん!
バラの用土替えのあとは、クレマチスの鉢増しと用土替えをしました。
クレマチスは根っこがヤバいので、用土替えが億劫です(^^ゞ
美佐世と美登利は鉢増し。
流星、ビクター・ヒューゴ、ジゼラ、ギャロル、キリテカナワ、大河、ミケリテ、ベノーサ ビオラセアは用土替えしました。
クレマチスはツルが暴れるので、実は扱いが面倒です……(;^_^A
うどん粉病にも弱いですね。
それから急に枯れることがあります!Σ(゚Д゚;)
3月以降、ネットでは植物苗がどんどん出回ってくるので、ショップの新入荷とにらめっこしていました(;´▽`A``
変わったお花はネットでないと買えないのです。
地元には種苗店が無いので、ホームセンターで買えるものは一般的な品種に限られてしまいます。
春になると、だんだん小説を書くよりそっちにベクトルが行きがちですが、両立できるようにがんばります(笑)
小説といえば、本編でオールドローズに短く触れているのですが、赤バラといえばガリカローズが思い浮かびます。
ガリカローズの赤は深紅というより濃い赤紫系が多いように感じます。
深紅のバラの祖というと、中国の庚申バラになるのでしょうか?
19世紀前半ごろにヨーロッパに持ち込まれたバラ「スレイダース・クリムゾン・チャイナ」が見事な赤バラです。
淡い黄色のバラもこの頃中国から持ち込まれていたようですね。
そしてこれらのバラを品種改良したのが、ナポレオンの妻ジョセフィーヌでした。
実際に本人が育種したわけではありませんが。
それ以降バラの育種が進んで、モダンローズの「ラフランス」が生まれたのが1867年です。
オールドローズもなかなか面白そうですね。
今年、北海道の農園さんからオールドローズとPHの苗を購入してみました。
耐寒性・耐病性・棘が多くないものをチョイス。
どうしても欲しくて、三年長尺苗ランブターローズに手を出してしまいました。お安かったのでつい(笑)
ところが一緒に買った苗の中で、ランブラーローズだけが新芽が出ません。
枝先を切ってみると中は瑞々しいので、枯れてはいないと思います。
う~ん。
遅咲きっぽいので、もう少しようすを見るしかないですね。
最近、堆肥と連作障害について、考えることがありました。
その簡単な説明は小説の本文に追記してあります。
その中でも、堆肥や有機肥料について、ちょっと書いておきます。
上のほうでも登場した、バラの病気に根頭癌腫病というのがあります。
アグロバクテリウムという細菌が原因で発生するそうです。
中にはウィルスと書かれたサイトもありますが、日本の土の中にいる細菌とのことです。
常に土の中にいる細菌なのですが、すべてのバラに発症するわけではありません。
弱ってきたバラに発症します。
そういえば、カミキリムシも老木や弱ったバラを狙うとか。弱ったところにカミキリムシの幼虫に入られたら、たまったものではありませんね(;一_一)
この細菌に罹患すると根元にコルクのようなコブができます。
ところがこのコブの中に細菌はいなくて、幹や枝のほうに潜伏しているのだとか?
ですから、ほかのバラにうっかり感染させないように、ハサミや道具の消毒が必要です。
もうひとつの対策で、有機肥料や良質な堆肥を使うのが良いとされています。
有用菌や微生物が活発に活動することで、土の中の状態を良くして、悪い細菌に負けない株を作るという考えのようです。
善玉菌を増やして悪玉菌を減らす、人間の腸内環境と似ている気がしませんか?
そう考えると、解りやすいような気がします。
ちなみにこの病気は、バラに限らず花木や果樹にも発症します。
簡単に枯れることはないのですが、根治もしないので、厄介な病気なんですよね。
梅雨以降、元気のないバラの株元は要チェックです。
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