第15話 ギルドにて・蹂躪

俺は直様テュラティアラの冒険者ギルドに向かった。途中で人形のモンスターに何度も遭遇したので、もうレベルは12になっていた。レベルの上がりが少し遅い...と思いながらギルドに入ると、


「噂の暗殺帝!って雑魚すぎるだろwwwwwwww」

「この街まで来てレベル12wwwwwww」

「いや待てこれ上限行って初期「お?擁護?関係者の方ですか?www」」

...うるせえ...


「やめとけって、通報されるぞ?てか俺はもうした」

「黙っとけ!全部こいつが悪いんだよ!」

...うるせえ...


「いやなんかスキルとか使ったんじゃないの?」

「んなわけねえだろwwwwwwSPもねーだろーしよwwwww」


「煩えんだよクソガキ共が!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

俺は堪らず叫んだ。ギルド内が静まり返る。煽っていた連中は失禁すらしている。まあ、実際にしているわけではなくて状態異常としてなっているのだが。


「俺らの邪魔すんじゃねえよ!...なんなら、お前ら束になってかかってくるか?」

「...ッ!上等じゃねえか!野郎ども、闘技場に行くぞ!!!!!!!!!!!」


そんなことを叫んでいたリーダー格の男、PNは<蒼焔>。そんな彼らを見て、時鳥は...


にやりと、口角を釣り上げた。


「<超級神法・集団転移>」

俺は、全員を異空間に送った。


______________________________________

「なんだ!?ここ!?」

「闘技場じゃねえじゃねえか!というか、ギルド内でのスキル使用は違反行為...」


「なら煽り・迷惑行為は違反行為じゃないんだな?」

「「「「「「「「ッ!?」」」」」」」」

「かかってこいよ、雑魚どもが。」

「糞がああああああああ!?舐めやがって!ぶっ殺してやr」

一人、倒れた。


「「何が起こt」」

二人、倒れた。


「<上位魔」「<上位弓」「すぐ復」

三人、倒れた。


「あ、あ、、あ、、、、、あ、、、あ、、、」

一人、倒れた。


「あーあ、お前一人になっちまったな?」

「ひ、ひいいいいいいいいいいいいいいい!??!?!?!??!」

最後の、一人。


この日、掲示板で、やっと時鳥の異質さが認知された。

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