第91話 鑑定士です!

 【二十五階層】


 目の前に二つの扉が並んでいた。

 全く同じ形をした、全く同じふたつの扉。


「右……の方のコケが本物の生きてるコケです……」


 アルラウネのアルネが、ボクの目を見て静かに告げる。

 彼女の頭に咲いた白い花も、いつもよりも一段と凛と咲いている。

 彼女が言うのなら間違いないだろう。

 ボクは彼女を信じ、右の扉のノブを回そうと手を伸ばした。



 ◇



 今より少し前。

 もぐら悪魔の掘った穴の中を通って、ボクたちは五十階層から直通で二十五階層まで戻ってきていた。

 その穴の中をボクが飛び、みんなを運ぶ。

 まだ、上層階組は帰ってきていなかった。

 なので、同じようにグララに一階層まで穴を掘らせてみると、ちょうどそこにクラスメイトたちがいた。

 ダミー扉のトラップは、無事に全部解除できたとのこと。

 その代わり、満身創痍となったメンバーたちを、ボクと翼のある魔物のサバムで手分けして二十五階層まで下ろしていった。



 二十五階層。

 本物の扉が現れるはずのそこに集まったみんなが、再会を喜び合う。

 なんといっても死んだはずの仲間が生き返り、離れ離れだった組員達が再会したのだ。

 ツヴァ組の構成員たちは涙を流して喜び、ボクに何度もお礼を言ってきた。

 生き返ったヌハンとトリスもみんなに囲まれて、人気者になってる。

 しかも、ヌハンは吊り橋効果なのか、サキュバスのサバムとすっかりカップルのようになっていてイチャついている。

 インビジブル・ストーカーのジビルも、見えないが、きっとそのあたりにいるのだろう。


 ボクとクラスメイトたちは、一度は反目はんもくし、別々のチームに別れた。

 だが、魔純水エリクサーでみんなのスキルを復活させて、ヌハンたちを生き返らせ、そしてほぼ全員が巻き込まれることとなったゲームの攻略法を伝えたことによって、ボクたちの間の溝はもうなくなっていた。


「オーガ、キミはいいのか? ボクに復讐したいんじゃなかったのか?」


「オデ……たち……お前に殺さレた……。でモ、生きかエらせてもらっタ……今は、ミナのことヲ故郷に伝えたイ……」


「そうか。ボクたちは、多分これから人間界に行くと思う。もう復讐の機会はなくなると思うけど、それでもいい?」


「仕方……なイ。お前、オガラのスキル、持ってるノか?」


「ああ、ボクの中にあるよ」


「そうカ。大事に使ってやってくレ……」


「ああ、大事に使わせてもらう」


 そうオーガと言葉を交わした後。


「おう、フィード! お前、人間界に戻るのか!? せっかくだからオレのスキル持ってけよ!」


 珍しくテンションの高い優等生のタロスが声をかけてきた。

 どうやら、あの中庸ちゅうようでどっちつかずだったタロスも、戦いを通して変化があったらしい。

 さいわいなことに、他の魔物たちも同じように言ってきたので、ありがたくストック上限の五つ分、スキルを奪わせてもらうことにした。

 もちろん、その後に魔純水エリクサーを渡してね。


 そして、貰ったスキルが以下の五つ。



 ドッペルゲンガーの【変身トランスフォーム

 ミミックの【擬態ミミクリー

 ラミアの【不眠インソムニア

 タロスの【発熱フィーバー

 ケルピーの【潜水ダイバー



 人間界に戻ってボクを攫った連中をさぐるには【変身トランスフォーム】は必須だし、【不眠インソムニア】があれば単純に行動できる時間が一.五倍に増える。【擬態ミミクリー】、【発熱フィーバー】、【潜水ダイバー】もきっと役に立つ場面は多いだろう。

 正直、どれも喉から手が出るほどほしいスキルばかりだったので、みんなの心遣いに感謝だ。


「フィード、よく戻ったな」


 オルク。

 パル、ルゥ、リサと一緒に真っ暗なダンジョンの中を駆け抜けたのが、もう遠い昔のことのように感じられる。

 ヌハンの話によると、オルクはあれからクラスメイトたちのリーダーとしてしっかりみんなを率いていたらしい。


「ヌハンから聞いた。みんなのいいリーダーだったって」


「ハッ、そんなこたねぇよ。ありゃあ……お前のマネをしてただけだ」


「え、ボクの?」


「まぁな、おかげでえらい苦労を背負っちまったぜ! ヌハンとトリスも殺しちまうしな!」


「でも、地獄でヌハンたちと出会わなかったら、多分ボクたちは戻ってこられなかった」


「そうなのか? ん? じゃあ、結果的にオッケーってこと?」


「ああ、結果オーライだ」


「ん~……な~んか複雑だな……。守れなかったのに、結果的にそれがフィードを救うことになるだなんてよ……」


「ま、とりあえず」


 なんとなく。

 ボクは自然と拳を差し出していた。

 オルクも拳を差し出す。


 ガツっ。


 ボクたちは拳を合わせる。

 別に二人ともそんなキャラじゃない。

 だけど、なぜだかそうするのが自然なように思えた。

 ここで共に過ごした時間は一日程度だったはずなのに、いつの間にか感じていたのかもしれない。

 親しみ──もしかすると、友情ってやつを。


「っていうか時間はいいのか? もうあんまりないんだろう?」


「ああ、テス、制限時間はあとどれくらいだ?」


「うむ、あと七ふん、だ」


 次の瞬間。



 ズズズズズ……ゴゴゴゴゴゴゴ……。



「うわっ! 揺れてるっ!」


 ボクたちの目の前の壁が動き、扉が現れた。


 二つの。


 扉が。



 ◇



 ボクは、その二つの扉のうち、右側の扉のノブを回した。

 と同時に、甲高い声が響き渡った。


「ギャーハッハッッハハッハハハ~~~! やりやがった、やりやがった! このクソバカ鑑定士! 最後の最後で気を抜いて私に出し抜かれやがったぁ~~~~~!」


 ウェルリンの口を開いて出てきた小鬼──インプだ。


「もしかして──テスがダンジョンと一体化出来なかったのは、からか?」


「ぎゃ~はっはっ! そのとぉ~りっ! テス・メザリア本体がダンジョンから切り離された時に、他に魂を持っていたのは! このっ! 私っ! だけっ! 魔界一賢くて、魔界一優秀ぅ! 悪魔族だけではなく、この魔界、いや世界の全てを統べる生物のトップオブトップ! それが、私なのだぁ! さぁ、ダンジョンよ! 誓約にならい、やつらの命を奪い取れぇっ!」


 シ~ン。


「え? ……え? あれっ……?」



 【身体強化フィジカル・バースト



 シュッ──パシッ。



 ウェルリンの口の押し開け、こちらを指差したまま固まっているインプを捕まえる。


「ふぅん……種族:インプ。名前:ホラム。キミがホラムかぁ。前にダンジョンにいる人の名前を調べた時に一人だけわからない名前があったんだ。そうかキミなのか。……で、スキル:【博識エルダイト42%】、っと。つまり……」


「ヒィィィ! 知らんっ! 私は何も知らないぞぉぉぉぉぉっ!」


「うん、これなら三時間半ってところかな?」


「へ? なにが?」


 ホラムのキョトン顔。


「ん? キミが消滅するまでにかかる時間」


「……は?」


「だって、この右側の扉って地獄に続いてるんでしょ? 開けて足を踏み入れたらストンと真下に一直線。だからボクは、扉を開けるフリだけしたってわけ」


「は……? な、な、なっ、なんでそれを……」


 ボクに首の後ろをつままれたホラムは、プラプラと左右に揺れながら顔を青く染めていく。


「ボクのスキル【一日一全智アムニシャンス・ア・デイ】は、一日に一つなんでも知ることができるんだよね。で、前回使ってから、ちょうどさっきで丸一日だったんだ。ボクのした質問の内容は──『ボクたちがダンジョンから脱出する際に起こりうる最悪の事態を教えて』。そうだよね、ダンジョンに意識があるのなら、ボクたちが本物の扉をコケで見分けようとしてたことを聞いてるはずだもんね。だから、ダンジョンの本体となったキミは、その裏をかこうと偽物の扉の方に本物のコケをくっつけて出したんだ。でしょ?」


 サァー……。


 見る見るホラムの小さい体から血の気が引いていく。


「うん、どうやら当たってるみたいだね。なぁ、テス、扉を開けたとみなされる条件って?」


「うむ、直接ノブにふれ、まわしたとき、だ」 


「なるほど、それなら……」


 ボクは両手でホラムの体を持つ。


「おい……おいっ、やめろ! ほんとにっ! 後悔するぞ、お前らっ! ……ぐぶぅ!」


 そして、ホラムの体でノブを回して、右側の扉を──開けた。


 ブォッ──!


 扉の一歩先、底の見えない真っ暗闇からは地獄特有の腐った卵のような匂いが風に乗って吹き上がってくる。


「じゃあ、ホラム」


「ヒィ──っ!」


 ボクは扉の向こう側に腕を伸ばすと──。


「や、やめっ! あ、そうだっ! なんでも乗っ取ってやる! お前の意中の相手でも! 殺したい相手でも! なんでも私が体を乗っ取ってやるから! 私のスキル【憑依ポ・ゼッション】で! だから、だからっ……!」


 必至の形相で弁明する小鬼。  


「ん~、残念だけど、意中の相手は特に今はいないんだよね。それに、殺したい相手も。そもそも、キミの今のスキルは【博識エルダイト42%】だから、その【憑依ポ・ゼッション】ってのはもう使えないよね? ってことで」


「あっ、ちょっと待っ……!」


 ぱっ。ひゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!


「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」


「頑張れば地上に戻ってこれるかもしれないから~! AIちゃんとトラジローによろしく~!」


 一瞬で下へと落ちていったホラムを見送ったボクは、サッと振り返る。


「テス、あと何分だ?」


「うむ、あと、よんじゅう秒。いそがないと……」


「わかった。開けるのは、ボクでいい……んだよね?」


 みんながうなずく。


「ほんもののとびらは、それをあけた人の、いきたいばしょに、つながる」


「そうか。なら、みんなはちょっと遠くなるけど、ボクの都合を優先させてもらうよ!」


「おう!」

「いいぜ!」

「はやく、フィード!」


 みんなの声がボクの背中を押す。


「よし、じゃあ──」


 ガチャッ。


 左の扉──本物の扉のノブを回す。


「人間界スレスレの魔界の壁! ボクは、そこに行くっ!」


 扉を開ける。

 目に入ってきたのは、ゆるやかに続く長い階段。


 ダッ──!


 後続のみんながすぐに入れるよう、ボクは急いで階段を駆け上がった。



 ◇



「みんな入れたか!?」


 十分だろうというところまで階段を駆け上がったボクは、振り向いて声をかける。


「ああ、オレで最後だ! みんな無事にドアをくぐったぜ!」


 ウェルリンの声。

 どうやら、命の危険も顧みず殿しんがりを務めてくれたようだ。


「ハァ……のこり一秒だった……あぶなかった……」


 階段を駆けてきたテスが胸をなでおろしている。


「テス、ダンジョンと同化は……」


「まだ、できそうにない」


「そうか。なら、あのインプが消滅して、ダンジョンが作り変えられるまで待つしかないわけか……。いや、作り変えることになっても核がテスに戻るかどうか、はっきりとはわからないわけで……」


「フィード、そのことなんだが……」


 テスがボクの裾を引っ張る。


「ん? どうした?」


「わがはい、フィードについていっちゃ……ダメか……?」


 心細そうなテスの上目遣い。


「……なんでついてきたいの?」


「わがはい、いままでのきおく、ぜんぶ前の代から、うけついできたものと、本でよんだものだけだった。でも、フィードといると、たくさんのことを、知ることができる。体験することができる。いままでに、えられなかった、知識をえることができる。それに、フィード……あの……魔王とも、会わせてくれるって……」


 クシャっ。


「あばっ!」


 テスのシルクのような金髪の頭を撫でる。


「リサ、ルゥ。テスが一緒に来たいらしい。どう思う?」


「別にいいんじゃない? 子供がいたら、人間界にいても人間の連中から警戒されにくいと思うし」


「見た目は完全に人間の子供ですからね~、テスちゃん」


「はわっ……!」


 テスが目をキラキラと輝かせる。


「そうだね、ボクも魔王を探す手伝いをするって約束したもんね、地獄で」


「じゃあ……!」


「その前に」


 ニコニコと嬉しそうな笑顔を向けるテスに、少しだけ厳しい口調で告げる。


「みんなに謝れたら、一緒に来ていいぞ」


 そう。

 この約四日にわたって巻き込まれたダンジョン騒動。

 その大元凶は、このテスなのだ。

 ダンジョンで命を落とし、そのまま助からなかった者たちもいる。

 子供の姿だからって許されるわけじゃない。

 彼女は、そのけじめをつけるべきなのだ。


「あう……あの……みんな、わがはいのせいで、きけんな目にあわせてすまなかった……。そ、それと……フィードも……食おうとして……ごめんなさい……」


 ぺこりと沈痛な面持ちで頭を下げるテス。


「しょうがねぇよ! 魔物の本能なんだろ!? オレたちゃそういう風に出来てんだから、先生もそれに従っただけだ! 謝る必要ねぇよ!」


 オルクの声。


 こういうところが、本当に魔物らしい考え方だな、と思う。

 そして、いつの間にかボクは、そういう魔物特有の考え方を、少し好きになり始めていた。


 リーダー格のオルクに続いて、みんながテスに声をかける。


「先生! 次から死ぬときは場所を考えてねっ!」

「マジで、あのクソ蟻と戦うのは、もう勘弁だぜ!」

「つ~かさぁ! こっちが死んだのって、ほとんどモグラ悪魔のせいだしぃ!?」

「グラぁ~! グララも巻き込まれただけの被害者グラよぉ~!?」

「うっせっ! てめぇはだぁ~ってろ! バシっ!」

「い、痛いグラァ~! 暴力反対グラよぉ~!」


 テスは、その様子を、目の端に涙を浮かべて嬉しそうに見つめている。


「みんな……」


 そしてテスは、オレの様子を伺うようにこちらに顔を向けた。


「ボクは気にしてないよ。サタンと会って、ボクが攫われた理由もわかったんだ。テスたちも、神と魔神のゲームに巻き込まれただけなんだってことがわかって、恨む気持ちも消えた。だから」


 もう一度、テスの柔らかな髪を優しく撫でる。


「一緒に行こう、人間界に」


「うんっ!」


 満面の笑みのテスの目尻から、小さな涙粒が溢れた。


「うふふ、一緒にいきましょうね~、テスちゃん」

「な、なんか変な感じよね……元は先生の女の子と一緒に旅することになるって……」


 対象的な反応のルゥとリサ。

 二人はテスの手を取って、まるで姉妹かのように歩き出す。


『パル、ぜんぶ終わったよ。キミと、キミのお母さん。プロテムやローパーのみんなのおかげだ。ほんとうにありがとう』


 スキル【一日一念ワールド・トーク】。

 一日に一度だけ世界中の誰にでも送ることのできる念で、パルへ感謝を伝える。


『フィード。よかった。わたしも、うれしい。これで、これから、ずっとこうやって、一緒に話せるね。私も、フィードと一緒に過ごせて、楽しかったよ』


 ボクは今から人間界に戻るけど、また必ずララリウムにも顔を見せよう。


 そう心に誓って、階段を一歩また一歩と踏みしめる。

 疲れてるはずなのに、不思議と足取りは軽い。


 いざ人間界へ行くとなると、できるだけ心配事を残さないようにしたいという気持ちが湧いていた。

 なので、魔界に残るダンジョンの管理はエモたちに任せることにして、ルゥの家族への伝言を従姉妹いとこのメデューサのデュドに頼むことにした。

 それから、リサの実家──ローデンブルグ家ファミリーには、ウェルリンが話をつけてくれることになった。


 そして、これからのこと、これまでのこと。

 それらを、とりとめもなくみんなでワイワイと話しながら階段を上っていっていると──。



 ポロッ──。



 壁が崩れ、日光が差し込んできた。

 久しぶりに見る陽の光に、思わず目を細める。


「わぁっ! なになにっ!? なんですかぁ!? えっ、通路!? なんでこんなところに通路が!?」


 なんだか間の抜けた感じのする、若い男の声。


「すみません、誰ですか!?」


 声をかけてみる。


「ケホケホっ……! すみません、土埃が……! あっ、ボクはラクルって言います! メダニアの神父です!」


 メダニア……?

 たしか人間界の国境の街に、そんな名前のところがあったような……。


「ボクの名前はアベル! アベル・フィード・オファリング! 職業は……」


 魔界での様々な思い出が脳裏に蘇ってくる。


 檻の中で裸で震えていたこと。

 リサに血を吸われそうになったこと。

 ウェルリンに襲いかかられたこと。

 トイレで半殺しにされてルゥに介抱されたこと。

 大悪魔の家に忍び込んだこと。

 それから、四人で夜の訓練をするようになったこと。

 老トロール、ルートォンのこと。

 決闘──オガラ、ミノル、ワイバーン、大悪魔。

 そしてダンジョンに飲まれ。

 パルとオルクと一緒に闇の中を駆け抜けた。

 目玉、ピエロ、キザな男、そして女の子へと目まぐるしく変化したテス。

 守護ローパー、プロテムとの出会い。

 ポラリス女王からスキルを受け渡されて。

 パルが女王になって。

 地獄ではトラジロー、二千年前の鑑定士ネビルとの出会いもあった。

 そして閻魔、魔神、古龍。

 ダンジョンに戻ってきたらみんな成長してて。

 特にウェルリンの成長っぷりは嬉しかったなぁ。

 ボクは、魔神(仮)なんていうものになっても孤独じゃないんだって思えた。

 そして、今。


 それら全ての想いを込めて、ボクは告げる。



「ボクの職業は……鑑定士です!」




────────────────────────



 【あとがき】


 ここまで読んでいただいて、本当にほんとうにありがとうございます。

 これで第三章の完結となります。

 次の第三章『人間界編』は、ストレスなく、サクサクと、いい感じでアベル(フィード)一行が無双しながら、登場人物を絞りつつ、行動目的をはっきりさせて、楽しく、テンポよく、気持ちよく進んでいける内容になっています。

 新たなキャラクターも登場して人間界でアベル(フィード)くんたちがどのような物語を描いていくのか、ぜひ楽しみ下さい!

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