吼える
世界はこんなにも
危なっかしいバランスの上に
たっている
砂粒ほどのひとつにでも
静かなはずの
不安定に揺れて
溢れそうになる
それでも
それでも
わたしたちにできるのは
一喜一憂を繰り返しながらでも
足掻いて生きようとすることだ
どれだけ翻弄されたとしても
運命なんて安っぽい言葉で
納得したくなんて、ない
迷いながらも
必死で選択したのが
「
怯えながら
震えながらでも
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