言葉迷子

言葉が

心のなかで

迷子になっている


重い空気

灰色雲で覆われた空

乾ききった地面が

雨を求めているけれど

そういえば

前に泣いたのは

いつのことだっけ


わたしの言葉


今も口を真一文字に結んで

それでも必死で

さがしているのだろうか


心への帰り道を

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