あゝ無情

足掻くように生きている

今も


泥水に突っ伏して

息絶えたとしても

その時

心が笑っているのなら

それは決して

不幸ではないだろう


勝手に他人ひとの人生を

決めつけることほど

傲慢なことはないと思う


そんなニンゲンほど

簡単に手のひら返しをする

笑顔のあとの罵詈雑言に

呆気にとられる

同じ口から出る醜い言葉

絶対なる自分の正義への自信



わたしは

そんな知ったかぶりの顔をした傲慢が

嫌いだ


何も言わないけれど

言うつもりもないけれど

ただ耐え難く嫌いだ



この無情の世の中でも


そう思うくらいは許されよう

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