駐車場にて

 夏の暑さなど気にする必要の無い車で水族館までやって来た涼香りょうか涼音すずね菜々美ななみ、ここねの四人。


 車を地下駐車場に停め、四人は外へ出て身体を伸ばす。


「車って素晴らしいわね。菜々美、ありがとう」

「あー疲れたわ……」

「お疲れ様、菜々美ちゃん」

「ありがとうございます」


 この地下駐車場は水族館とその周辺施設に直結している。


 地下のため暑さはマシだが、早く涼しい場所へ移動したい。


「早くチケットを買いに行きましょう。さあ早く!」


 そのため、速足でチケット売り場へ向かう涼香の後を、三人は素直についていくのだった。

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