３人のヒロインの個性的で可愛らしさ、シリアスな場面での絶妙な間の表現、真面目な主人公なのに笑いを誘う語りと、作者さんの表現力が光る文章。
読んでてクスリと笑ってしまいます。

特にお気に入りのエピソードは、踊るカツオ節。
タコ焼きにトッピングされたカツオ節に主人公の心情を投影させた描写は秀逸で、笑えます。

更新が停止してるのが残念。
更新再開を切に願います。

高校入学のために地元に戻ってきた主人公。
高校入学の初日に出会った女の子が泣きだしたところから始まるのだが、彼女は実は過去に縁があったようで……？

第1話のヒロインの涙に代表される緻密に練られた伏線、主人公のバックグラウンドなどをはじめとしたキャラクター描写の秀逸さ、部活動の詳細までも記した緻密なまでの舞台設定などなど、どれを取っても素晴らしい。

ここ最近ランキングを席巻している要素を抜きにして、純粋に物語の面白さで勝負する姿勢は見事です。
さらに伸びて、書籍化を果たしてほしい！