第24話 現代その19
霊?に取り憑かれて亡くなった人達がいる。
この人達はお伊勢さまの古い御札の入ったお守りを持っていた。
女陰が谷の魔か、おリョウの怨念かは判らないが、それは、お伊勢さまの御札を嫌っていたのか?
何にしても霊?が取り憑き殺している。
しかし、御札を持たない小田原の男性の母親も死んでいる。
これは偶然か?
いや、もし、母親が死ななかったら小田原の男性は、保土ケ谷へは引っ越しをしなかったはずだ。
なんとしてでも、小田原の「手」は男性を保土ケ谷へ移り住まわせなくてはならなかった。
「目」、「耳または首」、「足」、「手」は取り憑いた人々を保土ケ谷へ移り住まわせなくてはならなかったと考える。
邪魔ものは、消せと言うことか…。
御朱印を持ち、サキチから金銭の施しを受けた子孫の4人…。
もし、保土ケ谷におリョウの胴体があり、手足、首とを呼ぶのであれば、取り憑いた人々を保土ケ谷へ移住をさせる必要は無いだろう。
「後は私を探すだけ」と言っている。
「私」を探すのが位置が判らず困難なのか、胴体を掘り出す?事が困難なのか…。
おそらく胴体を探し出す為に、取り憑いた人々を利用するものだと思われる。
そして、「全部、揃った…私が私を呼んでいる」と、耳または首が言ったのだ…。
その時、私がまだ気づいて無いままに、新たな展開が始まろうとしていた…。
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