異世界ではっちゃけてしまいました

@kisaragisetsunaa

第1話

俺の名は森下茂道。出身はトウキョウト村という小さな農村地帯だが、俺はその村の大賢者の元で魔法を極め、今や天下のSSSランクギルド「刹那の導き」のサブリーダーを任されている。もちろん職業は大賢者だ


この「刹那の導き」は他のギルドでは珍しい

前衛3人 後衛1人で構成されている。

ヒーラーが0という点でとても珍しい

その中で後衛職の俺は、かなり目立っていた


ちなみにギルド名の由来はない、俺が適当につけた。


ギルメンは

魔族の血を引き継いだ斧使い 中谷

剛腕二刀流のソードマスター 田上

居合い斬りの達人 アイン・ドレイク

そして俺、殺戮の大賢者 森下


回復役がいないが、俺は回復魔術も使えるので安心だ、まぁこのパーティーの大黒柱といっても良いだろう


そして今日はアイン・ドレイクの誕生日、俺は冷蔵庫の中にある素材をたっぷり使いながら、バースデーパーティーの準備をしていた実は俺は料理も得意だ


「よし、こんな感じに盛り付けてと、アイン嬉しがるだろうな、あいつの大好物はたくさん用意したぞ」


ドン !ドン!

扉が何度も叩かれ、俺は対応した


「お、帰ってきたか」

「ちょっとまてー今開けるぞー」


「おらぁぁ!!森下はいるかぁあーーー!!!!!」

扉を開けようした瞬間、先から怒鳴り声が聞こえてきた。なにか嫌な予感がする

以前、足を滑らせて崖から落ちた後に龍に襲われそうになった時と同じ感じだ……


ガチャ


おそるおそる俺はドアを開けた


そこにはアインがいた…居合斬りの達人だ…

「おい森下」


「アインか……た、誕生日おめでとう……大好物の龍の衣……


「チッくだらねぇ」

え?


「お前をこのパーティから追放する」


え?


なにいってんだこのツルピカ侍頭うって脳がやられたのか?


「い、いやなにをいってるのかわからない

いきなりどうしたんだよ?」


頭を光らせながら苛立った戦士が怒鳴るように言った


「なにいってるのかわからないじゃねえよ

お前自分がやったこと覚えてないのか?」

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