1.基礎中の基礎
それでは最初ということで、文章の書き方の基礎も基礎の部分を説明していこうと思います。
そんなの小学生で習ったよってことから調べないとわからないことまでさらさらといきますよ。
1. 改行後は1マス空白を開けましょう
うん。小学生で習いますね。
2. 「てにをは」といった助詞の使い方に気を遣う
×実はぼくはあなたは好きです。
△実は僕はあなたが好きです。
〇実はあなたのことが好きです。
多分〇が一番すっきりしていると思います。×は論外ですね。言いたいことはわかるけど、めちゃくちゃ日本語が不自由な感じです。
△はありだけど口に出して読むとなんかもにょっとしませんか? 助詞は連続すると凄く変な感じになります。
あと使う場所で意味が大きく変わったりもします。この辺は書いたり読んだりしていればおのずと身につくんではないでしょうか?
3.「セリフの最後は句点を使わない」 セリフの前は改行後であっても空白を入れない
「こんな感じはダメなことが多いです。」
ただ、やっているレーベルもあるし、児童書などは句点を付けるスタイルがメインです。難しいね小説って。
他にはセリフ内で改行はしない方が良いとかありますが、時と場合によると思います。やったら駄目ってことはないって感じです。
4. 感嘆符(!)や疑問符(?)の後は1マス空白を開ける。
これはそういうルールとしか言いようがないです! あると無いのとでは読みやすさが全然違いますよね? 書籍化の際とか全部その辺手直ししなきゃいけないと思われるので、今のうちに1マス開ける癖を付けるのお勧めします。
(わかりやすくするためあえて意味なく感嘆符と疑問符を使っています)
5. い抜き言葉ら抜き言葉に気をつける。
これはかなりやっちゃって【い】る人が多いです。もう慣れるしかないんですけども。
〇〇してる→〇〇している
やってます→やっています
見れる→見られる
来れる→来られる
とかそんな感じです。これは書くよりも読むことで見についていくと思います。というか、意識するだけで全然違います。
かといって使ったらだめって訳でもなく、中高生が主人公の一人称とかだと全然いいと思いますし、セリフとかなら全然ありというか、むしろそっちのが良いと思います。わざわざそんなこと気にしてしゃべる人のが少数だと思いますし。
とまあ、このくらいでしょうか。他にもあると思いますが、個人的に大事なのはこれくらいだと思っています。
本当に基礎の基礎なので知っている人も多いと思いますが、勉強になったって人がいれば幸いです。
次回は擬音を使うのはアリかナシかについて書きます。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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