(二)-12
「ありがとう。あれで良かったんでしょう」
「上出来よ。さすがに
「おー、怖い怖い」
優輝がそう美佳子をからかった。
「格闘家のあんたが言うかねえ、そんなこと。その手で両親を欺した相手を殴り殺したくせに」
美佳子は優輝の方をチラッと見やってそう返した。華奢な体つきだが、腕などは筋肉がしっかりついている。
「まだ全員殺ったわけじゃねえ!」
そう大声を上げながら、優輝は美佳子のTシャツの胸ぐらを掴んだ。
(続く)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます