クラレンス・マシュー・マコーレー

 アレクサンダーとルイーズが結婚した年に、王宮図書館司書のレティシア・デイジー・リンドバーグ伯爵令嬢と結婚。

 レティシアとの間に年子で三人の娘が生まれるが、前妻と育てていた嫡男のマシューがグレイヴ伯爵を譲ると同時にマコーレー侯爵の爵位を父から継承した。

 さらに三人の娘たちも外交や通訳などの外国語を要した仕事についている。

 帝国に残った弟リチャードとは手紙などのやり取りを続け、先に彼を実家の別邸で最期を養子たちと共に看取った。

 八十九歳の大往生でこの世を去る。

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