第一実験 その2

○実験内容

 前回の実験が、ジャンルによる影響ではないことを確かめるために、ジャンルだけを変更し、そのほかは同じ条件で投稿してみる。


 投稿する作品は「人を食ったようなおねえさん」。これは以前投稿した作品でPV数は0。これを七等分にし1800から2400にかけて投稿する。


○結果

 05161400現在、PV数は3、お気に入り数は2。


○所感

 微妙な結果となってしまった。PV数は確かに伸びているが、前回と比べると四倍もの差があり、前回の実験が正しいとは言いにくくなっている。

 →同じ作品で検証した方がいいと思われる。そうすることで、偶然であるか否かが判断できるだろう。


 ジャンルの影響が強いとした時、ミステリとホラーでは、ミステリに飢えている人間の方が多いのかもしれない。

 →そうなった場合、依然として人気な異世界もので行ったらどうなるのか、という疑問が浮かんでくる。求めている母数が多いのだから、PV数も伸びると考えるのが自然か。


 タイトルの影響というのはあるのかもしれない。「三つの謎、二人の姉妹、真実一つ。」はミステリっぽく、なんとなく謎の存在を仄めかしている。「人を食ったようなおねえさん」はホラーっぽくない。

 →PV数増加の因数に、キャッチーなタイトルが占める割合は大きいのかもしれない。今回の実験でPV数が少なかったのは、ジャンルに不適切なタイトルだったから、と考えられる。


 また、今回は1つにまとまったものを分割して投稿した。それだけで、3PV増えたとも考えられる。つまり、読者は文字数で読むか読まないかを判断しているのかもしれない。

 →では、最適な文字数は一体どれくらいなのか。少なくとも1万字を超えるものではないことは確かである。


 


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る