第1話への応援コメント
「ぱらぱらぱら……」ここを読んだ時、なぜか無性に泣きたい衝動に駆られた。なんだろうと思って少し考えた。直ぐに姿が見えた。ああ、なんだか哀しみに耐える子供が、感情を込めずに物語を棒読みしてくれている、そんな情景が浮かんだ。
読み進んで本当に悲しい話になってびっくりした。でも彼女は最後に健気を選択した。それでも、僕は「ぱらぱらぱら……」と棒読みする哀しそう子供がずっと気にかかった。
作者からの返信
福山典雅さん
わたし、地の文にオノマトペが入るのって、あまり好きじゃないんです。
でも、ときどきわざと使いたくて。
今回もそんな感じ。
音はかわいいのですが、泣ける感じになるといいなって思って書きました。
だからとても嬉しいです。
なんかね、
みんないろいろあって、いつも元気ではいられない、
でも、やっぱり前を向いていくでしょう? 大きな出来事がなくても。
そういう、みんなが思えるような感じにしたかったのです。
「ぱらぱらぱら」は悲しいです。とても。
第1話への応援コメント
こういった心情描写は大好物です。
晴れているのだけれど青空ではないというのを薄白いと表現するのはいいなぁと思いました。
雨のベールと相まってさびしさが募ります。
さびしさの印象が強くて悲しさが少し曖昧かとは思いましたが、同義なのかな?
「空じゃない」と薄白いそらの空が仮名になってる意味を読み解けなかったので、そのあたりでなにか読み損なってるかも。
「がんばろ」を声に出すのも力強くて好きです。
Thank you(てんきゅう)←大隅さんのマネ
作者からの返信
島本葉さん
Thank you(てんきゅう)。最高ですよね!
空が汚れていると、青空ではなくなる。
それを「薄白いそら」にしました。
「智恵子抄」が「東京にはそらがない」と言ったそらです。
さみしくて悲しい感じ。
そういう渦にいるイメージです。
いつもありがとうございます!!
第1話への応援コメント
西しまこ様。
切ないけど、何だか前向きになれるお話でした。
冷たい心臓を抱えて歩くのは辛いけど。
作者からの返信
綴さん
前向きになれたらいいな、と思って。
冷たい心臓もあたたかくなるといいな。