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  • A Fortunately Song without Wordsへの応援コメント

    拝読させて頂きました。
    異国の雰囲気が漂い、まんまと騙された次第です。
    コメントと返事を覗き見させてもらいましたが、皆さん早い段階から気づいているようで……。
    湾多さんが書かれていた、初心者のお人好しでのほほんと読んでいたのでしょう。
    確かに、初めから違和感や嫌悪感を持ちながら拝読していたので、作者様の思い通りではないでしょうか?

    こらへんが出来る人との差なのでしょうね。本作は読み方の勉強にもなりました!
    ありがとうございます!

    作者からの返信

    コメントならびにレビュー、ありがとうございます!
    微妙に「騙されてくれた読み手」さんをディスる書き方になっていたようで、失礼しております……。

    忌憚なく言わせていただければ、このへんは読書経験の差がすべて、というところでしょうか。それも、量的な意味での。
    特定分野に偏った読み手だと、お年寄りでもこういうのにひっかかってくれるかもしれませんが 笑、SF、ホラー、恋愛、バトルと、そこそこ読み流してきた人、とりわけ短編集にいくらか親しんだ方なら、カクヨムで拝見するかなりの作品に対し、「あ、このパターンね」とだいたいの予測がついてしまいます。まあ、それが幸福な状態かどうかはなんとも言えませんけれど。

    私自身にしろ、「読んだ」と言えるほどの読み手ではありません。短編集は、筒井康隆と向田邦子とジェフリー・アーチゃーの有名どころ、及び他作家のハヤカワアンソロジーなんかを少々、というところです。それでも、書く側に回るのなら、それぐらいは押さえておけ、とどこでも言われます。他愛のないショートショートでびっくりしまくるというめくるめく読書体験とトレードオフになってしまいますが w、ぼちぼちで結構ですから、スゴいプロの短編集にも目を向けていってください。一段上の風景が見えてくるはずですから。

    >異国の雰囲気が漂い、まんまと騙された次第です。

    元の版は日本が舞台だったんですが、昨今のロリ撲滅の風潮をかんがみて ^o^ 読み手が錯覚してくれそうな「性規範のゆるいどこかの国」へと変更した次第です。それっぽく映っていたのならよかったです。ちょうどいい塩梅でお楽しみいただけて、何よりでした。以上のコメント内容とは別に、書き手として純粋に嬉しいです。

  • A Fortunately Song without Wordsへの応援コメント

    どこで? ということで言いますと「公園の植え込みに隠れて」というところで、「あたし」は猫? というふうに思ってしまいました。作中で猫とは明言されていませんが「みゃあおおおおおう!」と鳴いたのだから、やっぱり猫でよかったのだ、と思いました。今まで読ませていただいているので、湾多さんの作品なら、あらぬ方向からもうひとひねり、という展開があるのだろうと読み進めていましたが、ハートフルな物語でした。そういう、うがった読み方はいけないのかもしれません(笑)。説明を先に読んでしまったのですが、「15年くらい前の小説講座の一年目の課題」で「習作」とのこと。好きな作家の過去を垣間見るような楽しみ、と言ったら変でしょうか。そういう読み方もいけませんね(笑)。私、川上弘美さんが好きでして、彼女が学生時代に書いた小説をたまたまネットで見つけて、わくわくしながら読んだことがありまして。すみません、何だかとりとめのない文章になってしまいました。

    作者からの返信

    コメント並びにレビュー、ありがとうごさいます!
    微かな伏線のつもりで入れた言葉一つで、みなさま簡単に見抜いてしまわれますねー。すみません、やっぱりここにおいでいただいてる方々、レベル高いですわ。そもそも「仕掛けがあるよ」なんて言っちゃいけないんでしょうね w。比較するのも双方に失礼な話ながら、小説講座に来ていた人たちって、一年目あたりだとこれより他愛のない話でも割とだまされてくれる方が多かったんですが。

    >湾多さんの作品なら、あらぬ方向からもうひとひねり、という展開があるのだろうと

    いやはや恐縮です。なんとなくドラマらしいドラマが書けて有頂天になってましたね、この時は。講評に出していたら、「もう少しひねれ」ぐらい言われたのかも知れませんが。

    お気に入りの作者の過去作を見つけて感無量、というのはわかります。私の経験ではどちらかといえば唖然とする例が多かったですが。こんな高校生くずれみたいな稚拙なデビュー作だったのか、とか、ずいぶん優等生的な書き方してたんだなあ、とか 笑。

    いいかげん過去作のストックも終わる終わると言いつつ、あ、あの旧作、こんなふうにリメイクしたら充分いけるな、などと安易な逃げ道をしばしば見つけてしまうもので、意外な作風のものがもう少し出てくるかも知れません。またお付き合いいただけたら幸いです。丁寧にお読みいただき、感謝です。


  • 編集済

    A Fortunately Song without Wordsへの応援コメント

    捨て猫、捨て犬の話は、悲しい終わりになるものが多いので、ハートフルな物語という説明を読まなかった私は、どうなるんだろうとドキドキしながら読ませていただきました。きっと文章に読ませる力があるんでしょうね。
    幸せなエンディングで嬉しかったです。

    作者からの返信


    コメント並びにレビュー、ありがとうございます。

    予備知識何もなしで読み始めてお楽しみいただけたのでしたら、最高です。ですが、コメントから察するに、それでもネタは早々に割れていたということ……ですよね? 
    ごく早い頃に書いた作品なので、一般的な読み手の観察力がどの程度でどこまで隠せば伏線になる等々、改めて考えると結構いいかげんに見積もっていた感じがします。うむ、これは説明書きとかキャッチ以前の問題か……。
    「読ませる力」とのご高評、嬉しいです。いろいろと謙虚かつ素直な時期の作品なので、ハッピーエンドは既定路線でした 笑。まあ、あの名作をリスペクトする以上、きちんとすくいあげないとダメだろう、と思った次第です。

  • A Fortunately Song without Wordsへの応援コメント

    気になった文章:

    >あたし達の共存態勢は安定したのだった。
    多分、「体制」の方が正しいと思われ。
    当て字ならアリかもですが、少なくともググって「共存態勢」は出て来ないので。

    >白づくめの男性達が
    ここは「男達」の方がよい気がします。

    >そんな風にジョウが説得して、結局母親は折れた。
    救急車に付き添い乗らないんですね。
    まあ、ここは外国ぽいし、後から車で行くならアリかな。


    読了。
    多分、どこで主人公の正体に気付くかという問いだと思うんですが、
    ぶっちゃけ、「ホットカーペット」でうん?となり、「引っ掻けば剥げるような」
    で確信したので、簡単すぎましたw
    せめて冒頭は、ヒントをどちらかに絞った方がよいかと思われます。

    話の大筋はオーソドックスですが、まあよいと思います。
    気になる箇所は大きく二つ。

    一つ目は、言うまでもなく主人公の正体ですね。
    序盤の二つを除けば、なかなかうまく書けてると思うんですが、一万字の間、騙しきるのは流石に無理でしょう。(多分途中であきらめてるとは思うんですが)

    作者がどの時点で読者に気付いてもらいたいと思ってるのか、それ次第で対応が変わってくるとは思いますが、とりあえず今のまま、終盤まで謎のまま引っ張るのは、悪手だと思います。手の割れた手品を見ているようなやりきれなさを感じてしまうので。

    私なら、この謎は中盤(ユリーナ登場前)くらいで正体を明かしてしまいますね。
    中盤からは主役:猫として仕切り直した方がすっきり読める気がします。
    なんせ私は、二重引っ掛けを警戒して、ユリーナもネコか大型犬かなくらいに疑いながら、かなり先まで読んでましたからねw

    二つ目は、声を出さない理由の過去が不可解に過ぎること。
    拾った一人目が暴力を振るうのは、まあわかります。
    二人目が呑んだら乱暴になるのも、まぁいるかもしれません。
    でも、「同じ回数だけあたしを連れ帰る人が現れ、ひどい目に遭った。」
    は流石に変です。
    拾った猫に暴力を振るう人間が、そこまで続くとはちょっと思えません。
    猫嫌いはそもそも連れ帰らないわけですし。

    同じ理由で、声を聞いて暴力を振るわれる傾向、というのも納得いかない箇所です。猫を拾うタイプの人種が、それで切れるなんてほぼ有り得ないです。柱で爪を研ぐとか、夕食狙うとか、容赦なく引っ掻くとかならまだしも。
    (それでも憎めないのが猫好きだと思う)

    ここを改善するなら、拾った三人目がジョウってことにするのが一番でしょう。
    こうすれば、最初の二人だけが、たまたまクレージーだったと納得できます。


    ざっと読んで引っ掛かった部分はこの二つかと。
    あとはまあ、最後の文学部云々は後付け感がするので、私なら物語のもっと前に挿入して、最後の台詞に繋げますかね。

    どのキャラも憎めなくて、外国の漫画を読んでるような雰囲気で、物語的には楽しめました。
    毒がないのは湾多さん的には珍しいかもですが、こういう話も面白いと思いますよ。

    作者からの返信


    コメント並びにレビュー、ありがとゔございます!

    熟語のご指摘、それぞれ確認しました。「態勢」と「体制」はなんとなく直感で使い分けてたんですが、確かにこの場合だと「体制」ですね。

    >簡単すぎましたw

    ええ、はい。こちらにいらっしゃる名だたる読み手のみなさんだと、そうだろうなと 笑。ぶっちゃけ、読書経験が初心者向けの仕掛けなんですが、お人好しっぽい人がぼんやり読んでくれたら、ある程度は楽しんでくれんもんだろうかと。
    ただ、これのネタ元はもっと短い分量で、さりげない日常シーンが淡々と続いてから、ラストでさらっとバラす、という書き方だったんですね。短いからこその鮮やかさだったんですが、それをそのまま真似するわけにもいかず、中途半端にエピソード盛り込んだもので、謎掛けとしては冗長な印象になったんだと思います。
    しかし「ホットカーペット」と「引っ掻けば」だけで確信なさいましたか ^^。うん、少しヒントを削ろう……。

    >今のまま、終盤まで謎のまま引っ張るのは、悪手だと思います。
    >中盤からは主役:猫として仕切り直した方がすっきり読める気がします。

    なるほど、仕切り直しという手がありましたね。
    それは思いつきませんでした。もうしばらく声を拾ってから(集まったとして)、その手も考えてみます。

    >なんせ私は、二重引っ掛けを警戒して、

    そういう高等なやり方もありますねー。十五年前の自分に天の声として降らせてみたかったです。うん、今度挑戦してみよう。


    >拾った猫に暴力を振るう人間が、そこまで続くとは


    この点はまるっきり配慮の外でした。近年の風潮だと、確かにここで違和感出そうですね。一昔前の感覚だと、無節操に拾って帰っては、適度にいじめて遊ぶ、みたいな話も割とあったような気が――自分の周りだけでしょうかね? あったような気もするんですけど。

    >同じ理由で、声を聞いて暴力を振るわれる傾向、というのも
    >ここを改善するなら、拾った三人目がジョウってことにするのが一番でしょう。

    この点だけは、やや強引かも、とは思っていたところでした。なにが強引なのかも今ひとつわかりかねていたんですけれど、なるほど、数が続くというのが問題だったわけですね。助言を参考に、部分修正を考えようと思います。ありがとうございます。

    >文学部云々は後付け感

    最初はもっと前の方に入れてる説明だったんですけれどね。あんまり間が開くと失念されるかな、と思ったんで、近くに置いたんですが、却ってわざとらしくなりましたでしょうかね。ちょっと時間置いてから考えることにします。

    >毒がないのは湾多さん的には珍しいかもですが、こういう話も面白いと思いますよ。

    はい、高校大学時代を先史時代とするなら、創作歴の中でも最初期のものですから。この頃はいろいろとピュアだったんですよ……(遠い目)。今だと、プロット指定をもらったら書けるかも知れませんけれど、積極的には書けない気がしますねえ。あるいは、もう十五年ほどすれば、そういうものばっかり書くようになるのかもしれませんけれど 笑。

    立派に仕上げたという自覚は全然ない作品だったんで、それなりに瑕疵もあるだろうとは思っておりましたが、いくつも具体的な改良案をいただけて、大収穫でした。って、なんだか毎回のパターンですね。たびたびの真摯なご意見、感謝です。重ねてありがとうございました!

  • A Fortunately Song without Wordsへの応援コメント

    まず、度々拙作へのご感想を頂き、御礼申し上げます。

    実は僕もほぼ同じネタで考えた事があります。未公開のままですが。

    僕の場合は主人公(一応女性)が高齢で、自分自身が何者なのかがよく分からない認知不覚の状態で一人語りを続ける、という構成でした。そうすればネタが割れにくくなるのではと思って。

    これ、発想元がありまして、かなり古い作品で作家名もタイトルも失念してますが、子供を殺された「母親」が復讐の為に犯人の赤ん坊を殺すという話。実際アレが赤ん坊の顔の上で寛いでしまう(赤ん坊で暖を取ろうとする)事故があるそうで、そこからの発想らしいです。これは最後まで分からなくてオチで吃驚した記憶があります。

    作者からの返信

    興味深いコメントありがとうございます。

    そうざさんのショートショートは、結構なペースでアップが続いているのに、アイデアにキレがあって、文の一つ一つもなんだか気合を込めて書き込んでいるという印象があるので、ふらっと寄ってはその都度刺激をいただいております。中には、いやあこれは……と姿勢を正したくなるようなのもありますし。

    しかしせっかくの未発表作品の中身をここでばらしてしまってよろしいんでしょうか w。ご紹介いただいた過去作は、私も心当たりがありませんが、オチの強烈さがなんとなくほの見えるような……そういうのを読むと、うまく換骨奪胎すれば名作が書けそうなんですけれど、やってみれば劣化コピーにしかならんのだろうなと思いますねー。

    私のチャレンジ作は、まあご覧の通りの出来ですので、どうぞこの屍を越えて怪作をものしていただければと思います ^^。また読みに行かせていただきます。


  • 編集済

    A Fortunately Song without Wordsへの応援コメント

     楽しく読んで参りました(*^_^*)

     エイルは作家歴も浅いですし、技術的なところはなんともアドバイスしがたいのではあります(^^ゞ

     主人公の正体は、冒頭の拾われたところでほぼ、直後の親子の押し問答で確定しました。

     人ならケガしてたら警察か病院ですから(・・;)その後身寄りが無いなら家に〜〜とかなると思います。少なくとも冒頭の「うちに来るか?」。は女の子に言ったら半ば犯罪なので大ヒントかな?(^^ゞ

    「迷子か?家は?」くらいの方がタグとか隠す意味あるかな?と個人的には思います。


     ハムスターとかアルコールが平気な生き物もいますけど、犬猫は分解できないので絶対にお酒は与えては・・・(ToT)中枢神経とかに(ToT)飼主なら止めないと!!

     ストーリーは、王道で面白かったです。もう少し伏線は隠せたら完璧なのでは?(*^_^*)と思います(*^_^*)

    作者からの返信

    早々のコメント、ありがとうございます!

    さすがに最短文字数で看破なされましたね ^^。「現代ドラマ」のジャンルを示した上でだと、バレバレっぽいかもしれません。まあそこはその種の判断に長けていらっしゃるエイルさんならではとも思いますが……。
    これでも、印象がぼけるように手は加えたのです。元は日本が舞台だったのを、性の基準とかがアバウトな欧米のどこかの国っぽくして、ミスリードらしくなるように、とか。いっそファンタジーっぽい架空世界のほうがごまかせたのかも? でも、それだと最後の漱石がなあ、と決断しきれずに結局アップした湾多でありました w。

    アルコールへの反応は、だいぶん前に読んだ、とあるエッセイの中の記述を参考にしました。多少個体差はあるものの、いい気持ちになってふらふら歩き回るというのは、ほぼフィクションと思われますので、そこはネタ元の国民的小説のリスペクトということで 笑。

    考えるに、ことさら艶笑譚っぽい路線を狙ったのが、バレバレ過ぎる記述になったのかなとも思います。でもそのへんの安っぽさを全部リリメイクしたら、結局面白みのない話になりそうですしね。ともあれ、お付き合いいただいてありがとうございます。多少なりともお楽しみいただけましたら、何よりです。