最終話 振り出し

 恵庭岳の調査からもどった後のある日、寺山の研究室では、調査が一段落したのを口実に、作業室で飲み会を開いていた。そこには、部長の喜久知も来ていた。皆が、楽しそうに談笑する中、寺山は、神妙な面持ちで、

「俺たちが行ってきた牧野開発も自然破壊だったんでしょうか。」

と、喜久知に尋ねた。

「どうしたんだ。急に。」

喜久知は、困惑した表情を浮かべながら、言葉を返した。

「恵庭岳の滑降コースの跡を見て、そう思ったんです。俺たちも山の木を切り倒し、重機で株を引き抜き、牧野を作ってきました。元あった自然を壊してしまったことには変わりないのではないでしょうか。」

「自然破壊か。確かに見せてもらった恵庭岳の写真を見ると、破壊されたように感じるな。原状回復と言っても、魔法でも使わない限り、たった数年で元の姿にもどるわけがない。完全に元に戻ることはないが、ここから新しい自然が作り出されていくんだよ。切り開いただけで、何もしなくても、やがて元の森に戻っていくだろう。牧野の場合、元の森の戻ってもらっては困るから、牧草を播いて牛を放してるんだ。そして、それによって農家や消費者など多くの国民が恩恵を受けているんだ。だから君のやってきたことは自然破壊でも何でもない。」

と、二人が話していると、富岡が、

「開発の第一歩は、破壊だよ。でも、その後、上手く利用していけば、新たな自然が生まれていくんだと思う。だが、恵庭岳は、一時の利用だけを考えて開発されたから、無理が生じて、新たな自然が生まれるまで時間が掛かっているんだと思う。」

と、割って入ってきた。


 そこに、別の研究室なのに参加していた畑が、

「俺は、あのままスキー場にしておいても良かったんじゃないかと思うんだ。ロープウェーもあったし、気軽に登ることができたのに、残念だったな。」

と、笑いながら言った。さらに塩野も、

「僕もその方が良かったんじゃないかと思うな。これからは、観光だよ。ディスカバージャパンさ。」

と、同調してきた。


 しかし、富岡が、

「何を二人とものんきなこと言ってるんだ。観光客が大勢やってきたら、それこそ自然破壊だ。あそこが、何のために国立公園になってるのか分かっているのか。これまで持ってきた自然を後世の人たちに残すためだぞ。一時の金儲けのために、貴重な自然を壊していいものか。」

と言って、二人をたしなめた。

「もっとも、今ある森林も、明治になってから一度切られているらしい。それでも100年かけて今の姿に戻ったんだ。何十年も経てば、どこがコースだったか分からなくなるさ。できれば、変わっていく姿を調べたいところだが、さすがに気が遠くなるような話で、元の姿に戻る頃には、ここにいるみんなは、退職してるな。」

 寺山は、塩野たちのような考えを持つ人もいるのだなと思ったが、喜久知や富岡の話を聞いて、少し気が楽になった。そして、これからは、開発した牧野を有効に活用するための新しい技術の開発が必要だと思った。


 この頃、日本の農業は、大きな岐路に立たされていた。戦後の食糧不足解消のために力を注いだ稲作は、食生活の変化などにより米の需要が低下し、米があまり、生産調整のための減反を余儀なくされていた。 

 畜産の分野では、肉や牛乳、乳製品の需要が高まり、生産基盤を高めるために、牧野の開発や乳牛の改良が行われていたが、円高の進行による輸入穀物価格の低下とともに濃厚飼料依存度が高まり、牧野の利用率が低下しつつあった。

 一方、工業製品の輸出が増えるに従って、外国から、農産物の自由化を求める声が高まるなど、農業を取り巻く情勢は厳しくなっていた。このため、開発中心で行われてきた農業施策は、見直され、量より質の向上を図る方向になりつつあったが、急激に変えることは難しく、暗中模索の状態であった。



 年が明けて、1月も終わりが近づいたある日の夕方、寺山は、部長室に呼び出されていた。ソファーに腰を下ろした寺山と相対して座った喜久知は、煙草に火を付け、一服した後、煙を天井に向けて吐きながら言った。

「君の息子さん、健一君だったっけ、いくつになった。」

「はい、もう19です。おかげさまで去年の春に、市内の大学に入学しました。」

寺山は、答えながら、喜久知の様子が、いつもと違うように感じていた。


「そうか。もうそんなに大きくなったのか。最後に健一君に会ったのは、僕が前に転勤する直前だったな。まだ、小学校に入ったくらいの頃だったな。大学に入ったんだったら安心だな。」

「いえいえ、まだまだ子供ですよ。」

感慨深げに話す喜久知を制しながら寺山が言った。すると喜久知は、吸っていた煙草を灰皿に押し当てると、真剣な眼差しで寺山を向け、

「実は、君に異動の話が来ているんだ。息子さんのことが気になっていたんだが、大学に入ったなら、もう大丈夫だろうから、行ってくれないか。」

と、言った。


 寺山にとって青天の霹靂であった。寺山が、ポケットから煙草を取り出し、口にくわえると、喜久知が火を付けてくれた。今度は寺山が、煙草の煙を吐きながら、

「どこですか。」

と、聞いた。喜久知は、再び自分の煙草に火を付けながら、

「牧野試験場の牧畜部だ。牧畜管理研究室の主研(主任研究官)で来てもらいたいと言ってきた。同じ部には、下村君もいる。」

と、言った。


 牧野試験場は、全国で牧野開発を進めるため、牧野開発の研究から維持管理と利用、さらに牧草の育種など、牧野に関する様々の研究を行う専門の研究機関として新設された試験場であった。同時に、全国の地域農業試験場にある牧野関係の研究室を統括しており、そこの企画連携室(企連室)長が研究員の配置を差配していた。下村は、この試験場が開設すると同時に異動し、貯蔵飼料の研究を行っていた。


 寺山が黙っていると、

「君もここに来て20年は経つだろう。一度外に出てみてはどうかと思っていたんだよ。それと、牧野試験場ができる時、定員を埋めるため、各地の大学から、博士課程出の人間を専攻採用したが、頭でっかちな奴が多いらしいんだ。そこで経験豊富な君にきてもらい、若い連中を鍛えいて欲しいと言うことだ。それに、うちの部も同年代の人が多い。彼らにも、いずれ動いてもらって、部の活性化を図りたいと思っている。」

と、話を続けた。


 寺山は、あまりに突然のことだったので、頭が真っ白になってしまった。しかし、すぐに今の研究のこと、家族のことなどを考え始めた。初めて道外に出ることも不安であった。

「若手の教育なんて、俺にできるでしょうか。少し考えさせて下さい。家族とも相談したいし。」

と、答えるのが精一杯であった。

 寺山が立ち上がろうとすると、

「それから、このことは、まだ家族以外には話さないようにしてくれ。うちの部にはいないと思うが、異動の話が漏れると、大騒ぎをする人もいて、話が流れることもあるんだ。そうすると、たくさんの人に迷惑が掛かることになるんだ。」

と、喜久知が言った。寺山は、

「研究室の人にも言えないんですか。室長は知っているんですか。」

と、問い返した。

「富岡君には話してある。彼も、君はそろそろ外に出てみる頃じゃないかと言っていたよ。まだ実施途中の課題があるかもしれないが、そのことは気にしなくてもいい。残った人間で、なんとかするから。とりあえず、君の気持ちが固まるまでは、何も決まらないから。ご家族とも、よく相談してみてくれ。」


 研究室に戻ると、すでに塩野と広中は帰っており、富岡だけが残っていた。寺山は、自分の席に着くと、煙草に火を付け、雪が降る窓の外を黙って眺めていた。そんな様子に気がついた富岡が、寺山の所にやってきて、近くの椅子に座った。

「異動のこと、部長から聞いたと思うが。」

「はい。びっくりしました。異動のことも、道外に出ることも初めてなので、不安もあって、正直、動きたくないです。」

「まあ、気持ちは分かる。ここにいれば、人も物も勝手が分かってるから思うようにできる。しかし、それだと、どんどん視野が狭くなっていくと思うんだ。僕は、もともと土壌肥料屋だったんだが、牧野開発という新しい研究が始まったので、そこに身を投じたんだ。最初にいた試験場では、好きかってさせてもらったが、だんだん行き詰まってきてね。そんな時にここへの異動の話が合ったんだよ。ここに来て君たちに出会って大きな刺激を受け、研究の幅を広げることもできた。君がどう思っているか分からんが、そろそろ行き詰まりを感じてるんじゃないか。もしそうだったら、場所を移ってみるのも、一つの方法だよ。まあ、牧野試験場は、若いが、一癖も二癖もある奴らばかりだ。彼らを教育するなんて考えないで、一緒に勉強していくと思えばいいんだ。」

「わかりました。うちに帰って相談してみます。」

「それから、部長から聞いたかどうか知らないが、今回は昇格人事だから断るといろいろ面倒なことになるし、君自身の今後の昇級、昇格にも影響してくるから、そのことも考えてみてね。あと、君の課題だけど、心配しなくても大丈夫だから。」

富岡は、いろいろとアドバイスしてくれた。おかげで寺山は、だんだん異動することを前向きに考えるようになった。


 寺山は、官舎に戻ると早速異動の話を妻の節子と息子の健一にした。2人とも、那須の試験場のことは、時々彼から聞いていたので知っていたが、どんなところかはよく知らなかった。

 節子は、公務員と結婚したのだから、いつかこんな日が来ると覚悟していたようで、寺山の好きにすればいいと言ってくれた。ただ、健一のことが心配だった。健一は、札幌の大学に通っているので、那須に連れて行くわけにはいかなかった。しかし、彼も、

「俺も、家を出て一人暮らししたいと思っていたんだ。それに、これから実験も増えるし、大学に近くに住んだ方が楽だよ。心配しないで、お父さんのやりたいようにやればいいさ。」

と言ってくれた。2人の言葉に勇気づけられた寺山は、

「ありがとう。ちょうど俺も、今までやってきたことへの迷いや、このままここでやっていって大丈夫なのかという不安もあったんだ。だから、この話、受けようと思う。でも健一、一人暮らし、大丈夫か。何にもできないだろ。」

「なに、大丈夫だよ。俺の周りの連中は、道外からやってきた奴ばかりだぜ。そんな連中に負けられないよ。そうと決まったら、アパートを探さなきゃ。今年卒業する先輩の物件で、いいのがないか、当たってみるよ。」

「ごめんね。あなたのことも心配だけど、お父さんの方が、もっと心配だから、お父さんについていくしかないわ。こうなったら、これから料理の特訓をしてあげるわ。」

「おてやわらかに。」


 寺山が、異動を受けることを決めたので、節子と健一は、寺山そっちのけで盛り上がっていた。

「おい、この話は、まだ近所の人に話しちゃダメだぞ。健一も、ここに勤めてる人の息子や娘さんに、このことを話さないでくれよ。」

寺山は、喜久知から言われたとおり、異動の話を漏らさないよう、二人に念を押した。


 翌日寺山は、喜久知の所に行き、異動を受けること告げた。喜んだ喜久知は、すぐに企連室長に連絡した。こちらの室長から牧野試験場の企連室長に連絡が行くことになっているのである。しばらくすると、研究室に牧野試験場の企連室長から、挨拶の電話があった。さらに、異動先の研究室の室長からも電話があり、寺山は、本当に異動するのだなと感じた。


 異動が決まると、塩野や広中に仕事を引き継がなければならないが、おおっぴらにはできないので、庁舎から離れた作業室で行っていた。しかし、どこから聞きつけたのか、一木がやってきて。

「なんだ。那須に動くんだって。そったら特急も止まらんような所よく行くな。でも、寂しくなるな。」

「何言ってんだ。車で移動することのほうが多いから、特急なんて関係ないさ。俺も、お前のその大声が聞けなくなると思うと、ほっとするやら寂しいやら。」

「なんも。そんなに寂しいなら、俺も転勤願いだして行ってやる。」

「それは勘弁してくれ。」

寺山と一木は、笑いながら、これからのことを話した。


 異動の内示は、発令日の2週間前に出ることになっていて、これが出れば、大手を振って、引越の準備ができた。また、送別会もできるようになるので、場内のクラブ(宿泊所)や、試験場近くの寿司屋などで、異動者がいる部や研究室ごとに送別会が開かれた。

 寺山は、長く勤務していたので、場内外に知り合いが多く、あちこちで、内輪の送別会に呼ばれ、引っ越しの準部が進まず、家族から嫌味を言われる毎日だった。実際に引っ越しをするのは、辞令が出てからなので、2週間もあれば、何んとかなかると思っていた寺山だったが、実際に始めてみると、これまで取ってきたデータや資料などが山のようにあり、それらの仕分けと処分で、あっという間に時間は過ぎていった。


 異動先にも官舎があるので、住む所を探す必要がないのが助かった。何もかも初めてのことばかりなので、引越の準備に苦労したが、異動経験がある広中が、いろいろとアドバイスしてくれた。


 辞令が出た後は、官舎群のあちこちで、引っ越し作業に追われる人たちの姿が見られた。官舎の周りには残っていた雪は、業務科の人たちが来て除雪してくれた。寺山の官舎も、庭が除雪され、そこに敷かれた大きなシートの上に、部の人や業務科の人たちが、官舎の中から荷物を運び出し、並べてくれた。並べられた荷物を見て、手伝いに来た一木が、いつものように大きな声で、寺山に話しかけた。

「よくこんな狭い所に、こんなたくさんの荷物が入っていたな。」

「そうだな、これに、先に引っ越した健一の荷物もあったんだからな。たいしたもんさ。」


 二人が話していると、引っ越し業者のコンテナがやってきて、積み込みが始まった。人出が多かったので、段ボール箱などの小物は、バケツリレー方式で運んだ。みんな、毎年あちこちの引っ越しに手伝いに行っているので、手際が良く、あっという間に積み込みが終わった。

 寺山は、いつもは人の引っ越しの手伝いで動き回っていたが、今回は自分のことなのに、何もさせてもらえず、ほとんど見ているだけだったので、申し訳なく感じた。作業が終わると、隣の官舎の奥さんが、手伝いに来てくれた人たちにお茶を出してくれた。寺山が住んでいた官舎は、すでに水も電気も止めてあったので、あらかじめ頼んでいたのである。富岡達、寺山の研究室以外の手伝いの人たちは、一服すると、研究室や別の引っ越しの手伝いに向かっていった。


 寺山は、ガランとした官舎の中を見ていると、いろいろのことが思い出されてきた。その一方で、もう行くしかないんだなとも思った。富岡達も、それぞれ別れの言葉を口にした。

「いよいよだな。那須の人たちにもよろしく言ってくれ。頑張ってな。」

「体に気を付けて。」

「いい成果を期待してます。」

寺山は、3人にお礼を言って握手すると、車に乗り込んだ。庁舎に寄って喜久知に挨拶すると、いよいよ那須に向けて出発した。


 二十数年前、寺山が初めて辞令をもらった旧畜牧部庁舎は、すでに閉鎖されていたが、昔のままの姿で立っていた。その前で曲がってカラマツ並木に入ると、初めてここを歩いた時、しょっていたリュックが肩にくい込んで、痛かったことなどを懐かしく思いながら通り抜け、かつて弾丸道路と呼ばれた国道36号線にでると、一路苫小牧に向けて車を走らせた。


 寺山夫婦は、苫小牧からフェリーで仙台に渡り、そこから東北自動車道で、牧野試験場がある栃木県の西那須野町に行くことにしていた。

 夜7時に苫小牧を出港すると、翌日の昼前には仙台に着くことができる。港から自動車道のインターチェンジまでは少し離れているが、自動車道に乗ってしまえば、2時間くらいで那須に着ける。牧野試験場は、西那須野のインターの目の前にあった。


 寺山達がフェリーターミナルに着く頃、苫小牧の北側にそびえる樽前山から、西に連なる山々の西端にある、オロフレ山の頂に、ちょうど日が沈んだところだった。山の向こうの空は、夕映えに染まり、山々はシルエットとなって浮かび上がっていた。


 乗船手続きを終えて、待合室で待っていると、車の乗船が始まるので、車に戻るようにとの案内があった。寺山は、一人車に戻り、乗船の順番を待った。並んでいるのは、大型のトラックがほとんどで、寺山たちのような乗用車は少なかった。無事車を乗せ終え、船内の狭い階段を上ってロビーに出ると、節子が待っていた。予約してあった船室に荷物を置くと、二人は、デッキに出て、出航の様子を見守ることにした。4月とはいえ、日が沈んだ後の空気は冷たかった。


 船につながるタラップが外され、ジャンの音が流れると、船は、徐々に桟橋から離れていった。桟橋には、見送る人が何人かいて、手を振っていた。船の側からも、これに応えるように、デッキから手を振る人がいた。

 船が、桟橋から数十メートル離れた所で、曳き舟とのロープが切り離され、前に進み始めると、「ボ~」という汽笛が鳴った。その音は、さっき聞いた、ジャンの音のように高ぶるものではなく、どこか寂しげな感じであった。


 寺山は、汽笛の音を聞いて、いよいよ本当に北海道を離れるんだな、と思い、少し感傷的になっていた。しかし、そんな姿を妻に見せると、妻の節子もも、初めて北海道を離れることで、不安に感じていると思い、

「いよいよだな。向こうは、桜が咲き始めているらしい。日光も近いし、引越が片付いたら、行ってみよう。楽しみだな。」

と笑いながら話し、少しでも彼女を不安がらせないよう努めた。さらに、デッキの手すりにおいていた彼女の手の上に自分の手を重ね、

「ついてきてくれて、ありがとう。まだまだ苦労かけると思うけど、これからも、よろしくな。」

と、お礼の言葉を加えた。普段、こんなことを口にしない寺山が、照れくさそうな表情で言ったので、彼女は少し驚いたが、何も言わずに、微笑みながら彼を見ていた。


 船内では、このフェリーのことを歌ったヒット曲が流れていたが、残念ながら、この曲の歌詞のような夕陽は、すでに落ちていて、星が瞬く空の下、煙をたなびかせた高い煙突と、たくさんの照明をともした苫小牧の工場群が見えていた。寺山は、この歌にあるように、振り出しに戻ったと思って、これからも頑張っていこうと誓うのであった。


 防波堤を出る船を、その先端にある灯台の明かりが、瞬きながら、二人の旅立ちを見送っていた。


おわり

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