第1.6話 「昔々3」

「こ、琴音さんのこと知ってるんですね」

「まあ、近所だからな」

正直、ここら辺では知名度ないのかなと思った。

「ということは、君は琴音さんに狐にされたのかい?」

「はい…多分そうです」

「で、人間をやめてみてどう思う?」

「まあ、正直にいって変わったところはないですね」

「外出した事がないんだから当たり前だよな」

この人、めっちゃ話しかけて来るやん、そう思いながら数分ほど会話が続いた。結論、ただの話でまあ仲良くはなれたと思う。

「じゃあ、また会おうな」

「お大事に」

そろそろ家に帰るか,,,でも正直やる事がない。

もう少し散歩してから帰ろうと思った。


第7話に続く


あとがき

なんかだんだん文字数が少なくなってきてるって?

違う、毎日投稿だから内容が薄いんだ。

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