こんな私に何ができるのか
今日あった出来事それは世界中で生きている人の数だけ違って、同じものもある。誕生日を迎えたもの、政治的なビッグイベントがあった国、死を迎えた人たち、またそれを見送った人たち、悲しみに明け暮れる人の反対側で、くしゃくしゃの笑顔を輝かせる人たち。宇宙の広大さを謎解こうとする数学者もいれば、それを否定し新たなる宗教を説こうとする指導者。相反する者たちは未だに争いをやめず、互いに理解し合える血を持った者同士は永遠の愛を約束する。あまりにも小さすぎる私たちだから見えないものもあって、遠くの大きなものはでかすぎるが故に見えない。そんな私たちにしかできないこと、感じれること、全てを信じて今日もまた目覚める。
哲学者は言う。「私たちにしかできないものがあると。」
科学者は言う。「不可能であるという証明がない限り私たちは何度も試行錯誤を繰り返しそれを実現してきた。」
政治家は言う。「みな協力し合い健全な社会を構築していこう。」
私は問う、「私には何ができるのかと。」
岩に噛みつき、味が出るのか。マグマを飲み込み喉を潤せるか。愚問に愚問を重ね
ただひたすら人生の短さに無駄を生む。そうこんな私に何ができるのか。
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