第11話 季節はめぐる

 アラミストという点鼻剤があります。

 処方箋がないともらえない薬ですね。

 アレジオンとういう点眼液があります。

 アレジオンLXなんていう薬もあります。


 レボセチリジン、アレグラ、フェキソフェナジンなんていう錠剤も何箱も在庫しておきます。



 2月からGWまで、飛ぶように、本当に飛んでいきそうなくらいの勢いでこの種の薬がでます。


 花粉症の薬です。

 薬不足が解消しないなか…がんばってあれこれと工夫してなんとか仕入れています。

 品切れしないように…でもやっぱり予想以上に患者さんがくるとどうしても…


 今年はアラミストの品切れはなかったと思います。

 20本ぐらい常に在庫していましたから…

 

 ですがもうあまり出ません。


 夏は水虫薬が出ますね…

 近くに皮膚科もありますから…

 漢方も近隣ではおそらく一番在庫していて、補中益気湯、抑肝散、五苓散なんかがこれからですかね…


 夏特有の薬というのは虫刺されの軟膏、クリームですかね…

 夏は薬屋さんは売上はそうよくないのです。


 春も秋もですが、片頭痛の薬はでます。

 季節の変わり目はそうゆう患者さんも多いのです。


 秋ぐらいになるとまた花粉症が少しでて、ぼちぼちヒルドイドなんかもでます。

 保湿剤です。


 それくらいから風邪の薬というか熱の薬というか…

 これは常備しているのですが、最近の薬不足で苦労しています。

 カロナール、トランサミン、ムコダイン、カルボシスティンなどなど…


 近くに内科小児科、整形外科、眼科、心療内科、皮膚科、ちょっと近くに耳鼻科があり駅前なので各方面の処方箋が来ます。


 お茶の水のJ大学付属や本郷のT大学付属やがんセンター、板橋のN大学付属などなど…


「こんな薬ないよ… 」

 と仕入れ担当の僕はいつも青ざめます。


 季節を薬で感じるようになりました。


 まだやってませんが私と奥さんの代になったら季節ごとにクリスマスツリーを飾りたいと思っています。


 低カロリーのチョコなんかもあるんですよね。

 簡易なひな人形もいいですね。


 いろどりがありますよね。

 サラリーマンの時には筑波の倉庫でも埼玉の開発センターでもクリスマスツリーは豪華でした。

 ベビー用品メーカーでしたから。

 埼玉の開発センターでは白く大きなツリーがガラス張りのロビーに映えてましたね。


 やりたいですね。

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