第33話 親友と道具屋を見て回る
道具屋は色々な物があった。
・キックボード ・冷蔵庫らしき物 ・コンロ ・井戸から水を汲むポンプ ・ランプ等、
その他にも様々な商品があった。
「恐らく、
・・・えっ、人の臓器が身体に入っている?
「でもすごいよね、身体に拒否反応が出ず、そのまま臓器の一部として使用出来てるなんて。アリーサさん、日本の医療技術も完全に自分より上かもねぇ。」
・・・えっ、アリーサの事を知っている?
自分が複雑な顔をしている事にようやく気付いた
「すみません、また余計な事をしゃべっている様で。アリーサさんの事について、申し訳ありませんが、今日の夜にでもお話しを。それよりも、
以前、アリーサに聞いたら答えてくれなかったのは、多分・・・日本人の倫理観を気にしていたんだろうな。他人の人体から抜いた臓器を、身体に入れていたから。正直、気にならないと言えば嘘になる、でもここは弱肉強食の殺し、殺されの世界、そんなのは些細な事ではないのか。それにしても、この世界に考え方が染まってきたな。
「アリーサさん、
「自分もそう思います!」
なぜか、帰りのキックボード二人乗りも苦ではなかった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます