第4話 想いは爆発するがごとく
「ねぇ……これからどこに行くつもりなの……」
ツバキはサヨに手を引かれて自信なさげに尋ねた。
「あれ? 言ってなかったか? 服だよ。服」
学校を出て、大きな通りの歩道を道沿いに歩きながらサヨはあっけらかんとそう言った。
「服変えるだけのお金なんかないよ!?」
「俺が出すからさ! 俺のお古とかって考えたけど俺のは女物ばっかりだから」
なんとも強引なことか。手を引かれるツバキだけではなくその少し後ろを歩くユキムラも困惑の表情を浮かべて浮いた、ユキムラの隣を歩くレイジだけがいつものこととでもいうようにため息をつく。
「悪いなツバキ、俺、成長早かったからさ、あんまり服とか残ってなくて」
「あぁ自分もです」
おろおろとした椿を見てレイジがため息交じりに、ユキムラは視線をそらし、両手を後ろで組みながらそう答えた。
「そういうことだ。自信持てよ。素材がいいんだから……」
(めちゃくちゃだこの人!)
「諦めろ、こいつ、昔から言い出したら聞かないんだ。小学校上がったくらいの時、CMタワーに上るって駄々こねだしたことがあってよ……突然だぜ?」
「CMタワーと言えばスズラン市のシンボル、灯台兼展望台ですか、しかしあそこは……」
「入場料金かかるからな。なのに学校終わったらその足で俺の手引いてタワーまでダッシュし始めてよ……。門前払いされたっていうのにこいつときたら、警備員のすきをついて一人で侵入したんだぜ? あの時は何故か俺まで怒られて……」
「うわ、理不尽ですね。ハレノさんって昔からそんな何ですか?」
「そんなことしてたの?」
「記憶にないな。レイジの捏造だろ」
「なのに当の本人はこれなんだから、これが一番理不尽だよな」
そう言うとレイジはふてくされたように鋭い視線をサヨに送った。それも受けて」なお知らねぇ。という態度を貫き通すのだからサヨと言う人物の人間性がこれでもかというほど出ているといえるであろう。
「ところでユキムラはなんでついてきてるんだよ」
「貴方が自分で情報を先に渡せば取材していいといったんじゃないですか」
「あぁ、そう言えば言ってたなそんなこと。でも俺のストーキングまでは許可した覚えないぞ、言っとくけどツバキのこともな」
サヨはそう言うと小柄な体で、さらに小柄なツバキを抱き寄せた。
「別にそこまでのことはしませんよ……」
どうだか……と、サヨが小声でつぶやいた。抱きしめられたままのツバキが、もぞもぞとサヨを見上げた。
まるで兄弟、或いは姉妹のようにすら見える。
おまけにその目的はツバキの服を買いに行くこと、服に無頓着な妹に服を買い与える姉。何も知らなければそんな風に見える二人の関係をレイジはじっと見ていた。
ツバキはどうしてあんな格好を? あれではまるで……。
「彼の境遇について疑問ですか?」
レイジの背中を、ユキムラがそっとたたいた。小さな声が、レイジの耳を刺す。レイジにすら辛うじて届く声は。家族のような二人には届かない。
「え……?」
心の中にあるものを見透かされて、ようやく絞り出された声はかすれたものだった。
「彼の両親は五年前の交通事故で死亡しています……身寄りのなくなった彼を引き取ったのは彼の父の姉、彼の叔母に当たる人物でした。しかし彼の叔母は、弟の忘れ形見である彼をまるで化け物のように扱った……ソレは何故か?」
「いったい。何が言いたい……?」
「彼は、普通ならば……『死んでいた』。幼い彼の体には深く車の破片が突き刺さり、内臓はひしゃげ、彼の顔は原型も残らないくらい押しつぶされていた……しかし……どういう訳か彼は生還した。その時からどういうわけか成長が止まった。そんな彼を見て叔母は……」
「……やめてくれ。もう十分だ」
ユキムラの言葉をレイジは震えながら断ち切った。そもそも魔法少女とは何なのか。謎の化け物、ワクナーイとは何者か。
圧倒的な力を持った怪物を倒すことができる存在、魔法少女とは何なのか。
死からの生還、それを魔法少女と結びつけるのは早計だろうか、例えばそこで改造手術のようなものが施されていたら……?
それが魔法少女の資格なら? そんな思考を、レイジはとっさに振り払った。
(いや、サヨとはおむつしてるころからの付き合いのはずだが少なくともあいつは手術どころか軽いけがや風邪すら引いたことはねぇ、それにこの仮説が正しいならサヨの成長もどこかのタイミングで止まってなきゃおかしい……おかしいはずだ……)
レイジは必死に自分に言い聞かせた。目の前にいる人畜無害そうな少年と、幼いころから過ごしてきた少年が、理解の及ばない生き物に見えてきて、レイジはその考えを必死に頭の果てに追いやった。
「俺はもう少し独自のルートで調査してみますよ」
(そうだ、そもそもこの男も信頼ならないんだ)
レイジは自分に強く言い聞かせた。
目の前で二人が笑っている。レイジはその光景をしっかりと目に焼き付けた。
「この服とかいいんじゃないか?」
「え、そ、そうかな……?」
「おう、このパンツと組み合わせて……いや、ちょっと待て。それならこれを……」
真剣な表情を浮かべるサヨを見て、ツバキは心中に生まれ始めた感情の正体を探ろうとしていた。
そもそもツバキがユキムラと出会い、魔法少女に合わないか? と誘われたときに、その誘いに乗った理由は単純であった。
親もなく、叔母とはうまくいかず、従兄弟には冷たく当たられて、居場所のないツバキはよく両親の墓に通った。夜な夜な墓場に入り込み、そこにはいない両親に一晩中話し掛けたことは一度や二度のことではない。
墓石に背中を預けて、両親にわがままを言って買ってもらったプラスチックの指輪を掌で転がして、答えの帰ってこない会話を行う。
そんな日々が数えるのもばからしくなるくらい続いたある日、黒い怪物が街に出現し、それを打ち倒す魔法少女の噂が立ち始めたその時であった、ワクナーイに襲われたことをきっかけに、ツバキは力に目覚めた。
無我夢中にワクナーイを一方的に切り裂き、消滅させたツバキは後にその力が魔法少女のようなものだと悟った。
ぼろ布だけをまとった姿はまるで幽霊や死神であったが、ツバキにとってソレは些細なことであった。
特別な力、怪物を倒せる力、この力があればきっと、世界は自分を見てくれる。
誰からも見られなかった少年は力を手に入れた、そんな少年は誰かに注目されるすべを手に入れた。
ツバキは、唯一になりたかった。
目立つために、現在の魔法少女を倒さなくては。魔法少女は、ヒーローは一人で十分だ。
そう思っていた矢先に、ツバキはユキムラと出会った。ソレはツバキにとっては願ってもいない機会であった。
魔法少女がどんな人物であろうと、その場で即刻変身して、力の差を見せつける。そう思っていた。
どんな理由があるかは知らないがヒーローをやっているような人物などどうせヒーロー願望丸出しのどうしようもない野郎だ。どちらかのどうしようもないヒーローもどきが残る。ツバキはそう思っていた。しかし違った。
実際にあった魔法少女は、まるで月明かりのように優しい人物であった。
胸がギュッと締め付けられる。心がざわつくのを感じていた……ツバキはずきずきと痛む何かを感じながら胸を押さえた。
「どうだ? ツバキ? ……? ツバキ?」
「え!? あ、ごめんなんて?」
「だいじょうぶかぁ?」
サヨはツバキの顔を覗き込みながら訪ねた。するとツバキはハッとしたような顔をして慌ててそう答えた。
「ぼーっとしがちだな。あ、それともこの服嫌だったか?」
「い、いやじゃない……これ、いいと思う」
「そうか。ほんとにこれでいいか? ここなら他にもあると思うけど」
「大丈夫、二人を待たせてるし」
「あんな奴ら待たせとけばいいんだよ」
「それに、あなたが選んでくれるなら、これがいい、かな……なんて」
「お、おう、そっか」
いとおしそうに服を握るツバキを見て、サヨは複雑な気分に陥った。
(可愛い生き物だ……いや! アイデンティティの危機だ!)
「俺のほうがいい可愛い」
「え? いきなりなに……?」
「ごめん何でもない……」
何をやっているんだ俺は、と、サヨは自分の頭を抱えた。その時、
「ッ!」
「あっ……」
サヨは腕が熱くなるのを感じた。ちらりとツバキを見るとツバキもサヨを見上げて頷いた。
持っていた服をかごに入れたまま二人は走り出した。
店を出てあたりを見回す。
「キャァァァッ!」
「サヨ!」
悲鳴。四人が来ているのはスズラン市のシンボルでもある展望台の近くにあるショッピングモールだ。
大きな広場のような場所に様々な店が円形に並び、中央には広場がある、建物は三階建てでかなり広くサヨたちをはじめとしてスズラン市民の多くはここで休日を過ごす。
サヨたちが過ごしていた店は二階。三階にいたレイジがモールの入口を指さした。
波のように逃げ惑う人々、それをゆっくり追うのはのは黒い大きな影、四つの足が固い甲羅から生えた生命体、長い首を上に伸ばして『ギギギ』と、金属がこすれるような音を響かせた。
「マジカルチェンジ!」
落下防止の策を飛び越えて二階から飛び降りる。サヨの体を青い光が包み込んだ。
『ギ!』
「はっ!!」
ワクナーイが、自分を害する存在に気が付いて顔を上げた。空中で軽やかに回転したナイトの足が横からワクナーイの頭部を勢いよく薙ぎ払った。ゴウンッ! とすさまじい勢いでワクナーイの頭部が吹き飛ぶ、しかしその四本脚はどっしりと床に根を張っていて、ワクナーイははじかれた頭を捻ってナイトを見つめた。
しかしかなりのダメージを与えたということはナイト自身が一番よくわかっていた。
「魔法少女だ!」
誰かが叫んだ。「うをぉぉぉぉぉ!」と歓声がそれに続いて上がる。
「フフフ……魔法少女ナイト見参!」
「「「うをおおおおおお!」」」
さらに歓声が上がる。ショッピングモールの天窓をたたき割るほどの勢いの声を浴びてナイトは誰にも気が付かれぬように口元に笑みを湛えた。
(やべぇ! 俺かっこよすぎだろ!)
ナイトは体を震わせるとワクナーイと対峙した。
『グギギギギ……』
「夜の闇に消えろワクナーイ!」
ワクナーイが首を伸ばした。大きく呪い胴体に対して首は素早く伸びる。黒いうろこに覆われた頭部が地面をえぐった。
ナイトはそれを跳躍で軽々とかわすと虚空から取り出した真っ黒な剣を滑らせる。鱗と剣が重なり合って真っ赤な火花が飛び散った。
『ギャギィ!』
ワクナーイが首を持ち上げた。ガパッと口を開いたワクナーイの中には恐ろしいキバが並んでいる。
(あれは嚙まれたらぜってぇやべぇ。後ろに回り込んだ方がよさそうだな)
大きな歓声を浴びせられてなおナイトは冷静さを失っていない。剣を握りなおしてワクナーイの股下を潜り抜け、甲羅に覆われていない腹部を切り裂く。金属をこすり合わせたような嫌な悲鳴が上がる。後ろに回り込んだナイトは剣を捨てて高く飛んだ。青い光に包まれたこぶしを振り下ろしてワクナーイの甲羅を殴る。
「やっぱりここはかてぇよな……」
ミシっという音を立てながらワクナーイの体が深く沈み込んだ。ドッという音を立ててワクナーイが再び悲鳴を上げた。
ナイトをおだてる声援が響く。まるでナイトはまるでヒーローショーの主役になったような錯覚に陥った。
「さぁ、覚悟しな、この俺が成敗してやるぜ!」
ナイトはワクナーイの甲羅の上で不敵に笑った。
『ギギギ……!』
「ッ!」
ワクナーイが声を上げると同時にまるで岩の塊のようだった甲羅が大きく動いた。岩山のような甲羅が縦に傾いた。ワクナーイが大きく立ち上がったのだ。
「っ!」
ナイトの体が転がった。小柄な体が地面に向かって落ちていく。
『ギシャァァァアアアア!!』
ワクナーイが吠えた。短かった尻尾がすさまじく伸びて、横からナイトの体を薙ぎ払った。
「うぐあっ……!」
ガシャン! と、ナイトの体が強くシャッターにたたきつけられた。
音を立ててナイトは床に倒れこんだ。
『ギシャアアアアアアア!!』
「きゃぁぁぁぁあああああ!!」
ワクナーイの叫びと悲鳴が重なった……。
悲鳴、ワクナーイがまるで丸太のような二本足で磨かれた石で作られた床を破壊し始める。
歩くだけで大きく地面が揺れた。奴が前に進むたびに床が大きくひび割れる。
逃げ惑う人々、それとは逆に、彼はまっすぐワクナーイに向かっていった。
ボロボロのワンピースのようなものをまとう姿は死神のごとく、ほっそりした手足は悪霊のようで、素顔を隠す仮面はまるで道化師だ。
禍々しくゆがんだ剣を片手に握るのは第二の魔法少女その本名はツバキ。
『ギ……?』
新たな獲物を見つけた、そういわんばかりにワクナーイの喉から実に楽しそうな音がこぼれた。
ワクナーイの体が左右に揺れた。攻撃準備。大きな体から繰り出されるのは破壊の一撃。今にやってくる。その瞬間。ずしん……という重たい音が静かに、二回続けて響いた。
悲鳴が上がる。金属をこすり合わせたような、ワクナーイの悲鳴。
腕のように持ち上げられていた腕が一瞬で切り捨てられた。恐ろしいほどの素早さと切れ味、しかし、ツバキは止まらない、続いて高く飛び上がるとむき出しになった腹に何十回も刃を滑らせた。
『ギャァァァァァッァァァ!!!!』
怒りに満ちたような咆哮が上がる。真っ赤な両目がツバキをとらえた。再び踏み込もうとして椿はその場に膝をついた。
いまだに自分の力をコントロールできない、とどめを刺しきれない、完全なミス。
『ギシャァァァァァアアアアア!!』
ワクナーイが大きく口を開いた。
「ナイトインパクト!!」
ドゴン!!!! と言うすさまじい爆音があたりを揺らした。黒に近いエネルギーの塊がワクナーイの頭を叩き壊した。
残された体が真っ黒な煙になって消え去る、悲鳴が再び喜びの声に変った。
「マジやばかったぁ……死ぬかと思ったぜ」
魔法少女をたたえる声が響く。それらはナイトに向けられたものだった。
「……」
歓声の中心のわずか外、ツバキは一人うつむいた。
「お疲れ、えっと、その格好の時なんて呼べばいい?」
ナイトが穏やかに尋ねた。それがツバキの心を強く刺激した。
「こっち」
「え!?」
ツバキはナイトの手を引いて歩きだした。行動不能だったはずのツバキを突き動かすのは魔法少女としての回復力か、それとも別の感情なのか。
本人すらわからないものがナイトにわかるはずがない、歓声がどんどん離れていく。
すっかり日の落ちたスズラン市だがある程度の明かりはある。外は人口の光のおかげで明るい。
それでも、光の届かない場所はある、例えばそれは入り組んだ細道、裏路地だ。
スズラン市は観光地として作られた海沿いの街だ。見た目と実用性を考えて作られてはいるが、それ故に目に見えない空間は非常に多い、地元に住んでないとわからないような近道やたまり場が多く存在する。
シンボルタワーの近場といってもその例外には漏れない。
ツバキはナイトを汚れた土の上に投げ飛ばした。
「な! なにッ!」
抗議しようとして、言葉は続かずに終わる。ツバキが振り下ろした刃を受け止めるのにすべてを使ったためだ。虚空から剣を顕現させて、ツバキの攻撃を地面に転がったまま受け止める。
「僕は……ッ……ぼくだって……!」
「ぐ……!」
とぎれとぎれだ。その言葉は震えていた。細い腕に普通ではありえない力がこもりナイトは少し押し込まれた。
「ここで消えろ!!」
「はぁっ!」
大きく剣を横に振った。ツバキを弾き飛ばしてナイトは地面を転がるように体を起こした。
距離を取ったツバキとナイトはしばしの間互いににらみ合う。硬直した空気の中最初に動いたのはツバキだった。ぼろ布が空気に揺れる音だけを残してツバキはナイトの視界から消え去った。ヒュンという鋭い音の後に金属が重なる音が響く。
二人の剣が激突したのだ。後ろの斜め上からとびかかってきたツバキをナイトは間一髪で防いだ。
僅か数秒のつばぜり合いが二人には数分にも感じられた。
二人が再び距離を取る、ツバキの顔はわからない。
「おい! 落ち着けって! 何がしたいんだ!」
「結局目立ちたいだけなら……僕に魔法少女の座を譲ってくれてもいいじゃん!!」
絶叫ともいえるような声が反響した。
「……」
悲痛な声にナイトは押し黙った。
「僕は……!」
「サヨ!!」
レイジの声が聞こえた。二人はハッとして同じ場所に視線を向ける。二人分の足跡、レイジとユキムラに違いない。
「……」
しばらく迷って、ツバキは飛んだ、屋根の上に消えていく、残されたナイト、いや、サヨはその場にしりもちをついて自分の手を見た。
暫くするとレイジとユキムラが駆け寄ってくる。その間もサヨは上の空で虚空を眺めていた。
ツバキは、一人帰路に就く、その中で、自分の中に渦巻く感情に名前を付けようとしていた。
怒り、憎しみ、嫉妬、増悪、一体何かは当の本人委もわからなかった。わかるはずもない。
ツバキは、そっと息を吐き出していらだちに任せて空き缶を蹴っ飛ばした。
ツバキは自分がわからない。遠くで空き缶が跳ねた。
「はぁ、なんであんなことしちゃったんだろ……僕」
真っ暗な辺りに足跡が響く。少しへこんだ空き缶、自分で蹴った缶を拾い上げてソレを少し離れたごみ箱に捨てて、トボトボと歩く、ツバキは一人ベンチの上に体を投げた。
月がきれいだ。
「ダメだな……僕って……」
自然と涙が頬を伝った。しかしそれをぬぐう者はいない。今も、昔も。ツバキはゆっくりと立ち上がった。帰ろう。そんな風に自分に言い聞かせてツバキは歩きだした。
自分を歓迎しない冷たい家に向かって……。
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